更新:2013-12-13
日時:2013年11月10日(日)
時間:10:00~13:00
場所:おおさかパルコープ本部
毎回葬祭展にて好評を頂いております生協のお葬式「ぱるむ」学習会。
今回はテーマを「うちの、こんなものにも相続税がかかるの!?」として、相続学習会を行いました。
予想を上回るたくさんの応募をいただき、急きょ11月10日(日)と11月24日(日)の2日に分けての開催となりました。
寒さの増す寒い日曜日にもかかわらず、2日合わせて185名もの組合員さんのご参加をいただきました。
平成27年以降、相続関係の税制が改正されることを受け、相続税の基礎控除が約4割縮小されるといわれています、つまり、これまで課税対象ではなかった家庭でも、相続税がかかって来てしまう可能性があるということ。今回は、そんな将来に備えて財産の評価や相続税の計算方法、"争族"への備えなどを学ぶ学習会となりました。
相続のはじめは、まず自分がどんな財産を持っているのか知ること。
◎自分がどんな財産を持っていて、どんな価値があるのか
◎もし、相続税がかかるようであれば、どんな節税ができるか
を考えていくことが大切とお話いただいたのは、司法書士事務所ともえみ山口さん。
こんな時に役に立つのが「エンディングノート」。まずは自分の持ち物を書き出して、どんな評価方法があって、どれくらいの価値があるのか知ることが大切とお話いただきました。
自分の財産とその評価が分かったら、次は実際の計算。税理士の栗栖さんに講師をバトンタッチし、財産を分配人数ごとに分け、税率にあてはめて計算を行い、相続税がどれだけかかるか計算する方法を学びました。
「計算して、もしも相続税がかかってくるようなら、さまざまな対策を行って相続税が少しでも軽減することが可能です。」と栗栖さん。生前贈与や、非課税枠の上手な使い方など、相続税対策の方法を学びました。
相続税の対策はできても、「どうやって分けるか」が決まらないと、相続自体が行えません。遺言書でしっかり書き残しておくと、遺産分割の話し合い(遺産分割協議)もスムーズに行えること、また遺言書を書く前に、ここでもやはり「エンディングノート」を使って自分のことをまとめることの大切さを学びました。 最後は質疑応答。「うちの場合は?」「こんな話を聞いたのだけれど…」と、挙手が後を絶たない中、学習会は終了。その後も会場に残り、たくさんの組合員さんが質問・相談をされていました。
1階では学習会終了後、墓石の相談や個人相談などを行いました。今回の学習会をきっかけに、自分の家のお墓のことを考えたり、これからの準備をしようと、熱心に相談をされる組合員さんの姿が見られました。
「チラシを見て税制が変わると知り、ぜひ聞いておきたいと思って参加しました。生前贈与など、初めて知ることばかりで、分かりやすくてとてもためになりました。」 「自分が思っている以上に、いろんなものがあるし、いろんなことをしなければならないのだな、と驚きました。親族とも、相続についてただ話すだけではなく、どのように書面に残すかなど、いろいろ考えていくきっかけになったと思います。」
個人で抱えている相続の悩みは様々。
ぜひ「エンディングノート」を使って整理して、分からないことはどんどん「ぱるむ案内センター」にお電話ください。
これからも組合員さんのご希望に添えるよう、学習会を開催していきます。ご興味のある方は「まいらいふ」をご覧ください。
ぱるむ案内センター 電話:0120-299-201(お葬儀は、年中無休 24時間受付)