はじめて生協が誕生したのが、約160年前のイギリスのロッチデールという織物の町でした。その当時、イギリスは産業革命のなかにあり、労働者たちは低賃金・失業・高い物価に悩まされていました。その上、悪徳業者に商品の量目をごまかされたり、粗悪品を売りつけられるなど、安心した生活を送ることが大変困難になっていました。
そこで、ロッチデールの労働者28人が出資金を積み立てし、自分たちの店を作りました。役割を決め、それぞれが運営にも携わり、店の商品を利用しました。
このようにはじまったロッチデール組合は、出資・運営・利用する人が完全に一致する形で、現在の生協の基礎となりました。
現在、世界に広がった生協は「豊かにくらす」ことを理念とし、商品活動・文化活動・平和を求める活動などを通し、組合員どうしがふれあい、助けあい、学びあっています。
おおさかパルコープでは、1975年の設立以来、組合員さん一人ひとりの声を大切に「安全でよりよい物をより安く」の願いを実現してきました。
また食品関連以外にも共済・福祉・旅行など、組合員さんのくらしがより豊かになるようさまざまな事業を展開しています。
ボランティア活動や平和・環境問題にもとりくみ、地域に根付いたおおさかパルコープをめざしていきます。
大阪の地に根ざしたパルコープの「3つの理念」(平和とよりよい社会・豊かな暮らしと健康・安全でよりよいものをより安く)、組合員の願いをおおらかで優しい円と楕円で表現しています。
細長い楕円は「大地」を表わし「地域・暮らしの場」を表現しています。安定した正円と自由な気分の楕円は、人と人との「自由で楽しいコミュニケーション」を表現しています。
まるい円形が浮かぶレイアウトは、〈パルコープは"なにか楽しいことありそうな"〉「期待感」、未来志向的な「自由空間」をイメージし、同時にデザインの斬新さはスケールを感じさせ、都会派CO・OPをイメージしています。