わがまちの子ども食堂訪問記【番外編】SDGsを学ぶために 身近なことから興味を持って
掲載日:2020年07月27日
大阪市立東高校生徒さんのための子ども食堂ミニ実践報告会
6月7日・14日 2回連続開催 京橋事務所(本部)
大阪市立東高校の生徒さんから依頼を受けて、子ども食堂の代表の方をお呼びし、学生さん向けの子ども食堂実践報告会を開催しました。
パルコープ京橋事務所からほど近い、大阪市立東高校の生徒さんから「フードドライブのことを聞きたい」と連絡が来たのは2018年の夏。英語科のSDGsの学習の中で食品ロスやフードドライブについても学び、その年の文化祭では学校内にボックスを設置して同級生や保護者に呼びかけをして取り組みました。今後も経験を活かし実施する予定だそうです。
報告いただいた子ども食堂代表のみなさん
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にしなり☆こども食堂
川辺 康子さん -
みんなの里こども食堂
梅原 知子さん -
こどものへや しま☆ルーム
福井 潤一郎さん -
高殿こども食堂あのね
永田 華子さん
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それぞれの子ども食堂さんから実践報告を聞いて、生徒さんからたくさんの質問が飛ぶ
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生徒さんからも英語の学習資料を日本語に訳して発表してもらいました
今回の報告会では、子ども食堂の活動をお聞きし、活動されている方の想いを直接知ることができました。現在はコロナ禍のもとで感染対策など苦労されている様子も報告され、休校中には夕食だけでなく朝食や昼食も用意したり、お弁当を作って届けたり、寄付などで集まった食品を無料で配布する“フードパントリー”を実施するなど、新しい形も模索されていることが分かりました。
「コロナ禍の影響を受けて仕事が無くなった保護者がいたり貧困が目立つようになっている」「こういう時だからこそしんどい子どもや家庭が見えてくる。行政との連携など困難なこともあるが、地域や子ども食堂へきっちり繋げていきたい」。
生徒さんの感想
・今回、本当は子ども食堂さんにボランティアに行かせていただく予定でしたが、新型コロナウイルスのことがあって中止に。その代わりにこのような報告会でしっかりお話を聞く機会を作ってくださり本当に感謝しています。
・いろんな子ども食堂さんのお話を聞かせていただいて、すごく良い経験になりました。
・子ども食堂さんを支えるパルコープのみなさんともお話できて良かった。
・自分が知らなかったことを、みなさんからうかがうことができて勉強になりました。
当日は、新型コロナウイルス感染防止に十分考慮し、透明アクリル板を設置・アルコール消毒を徹底するなど対策をおこない実施しました。