にしなり☆こども食堂
掲載日:2018年05月25日
- 場所
- 大阪市西成区中開3-3 ひらき住宅1-102号(※)
- 開催日
- 不定期
*開いている日は、にしなり☆こども食堂HPよりご確認ください。
- 実施時間
- 【月曜日】18:00~
【火曜日】こども食堂 17:30~ 学習支援 19:00~
【金曜日】17:00~
【土曜日】12:00~
- 対象
- 幼児から高校生、誰でも
- 参加料
- 無料
※現在は「にしなり★つながりの家(大阪市西成区南開2-4-22)」に移転しています。
代表:川辺 康子さん
・NPO法人 西成チャイルド・ケア・センター 代表
・こども食堂ネットワーク関西 代表
4月の第1火曜日、16時すぎ。代表の川辺さん以外に2名の調理ボランティアさんが、お味噌汁を仕込んだり、業務用のカツを次々に揚げていたりと手際よく準備中。生協の「やきとり串」はバラして炒め物に。
早めに来ていた子どもたちは、隣の和室でパズルやドミノ遊びに夢中。時おり「川辺さーん!見てみて~!」と呼んでみたり、台所に来て学校での出来事を話したり。子どもたちの中で川辺さんは特別な存在のようで、あちこちで川辺さんコールが。家族のように接するようすにお互いの信頼関係がうかがえます。
盛り付けが始まる5時ごろにはさらに2名のボランティアさんも加わり、野菜いっぱいの食事のでき上がり。
5時半ごろ、集まった10人ほどの小学生の他、お母さんと一緒に来ている女の子が揃って「いただきます!」。もくもくと食べる子、兄弟でふざけて注意される子、苦手なおかずもがんばって食べている子などさまざま。遅れて別の親子が。食べ終わると場所を空けて自分で食器を台所へ。ごはんが終わった子は、外に遊びに出たり、部屋で本を読んだりと、子どもたちが好きなことを自由にできる空間でした。
誰もがつながる場に
「食堂というのは、子どもたち・親たちのつながるきっかけであり、誰もがつながる場になればいいと思っています。来てくれるボランティアさんも、楽しみながら無理なくやってもらっています。一番の目標は、ここが単なる間借りの場所ではなく“居場所”になること。ここで過ごした時間は、子どもたちが大人になった時に絶対何かハッと思う瞬間があると思います。私もまだまだ成長中。“子どもは大人の合わせ鏡”で、子どもたちに気付かされること、教えてもらうことはいっぱいありますね」と川辺さん。
「あそびの広場」から始まり、それが「にしなり☆子ども食堂」になって6年目。これから始める子ども食堂や小さな子ども食堂も支援していきたいと、冷蔵庫を開放して食材を共有する取り組みも進めているそうです。