組合員活動紹介
2025年04月28日
2025年 3・1ビキニデー

2月28日~3月1日 参加11名(組合員委員さん)
被爆80年、ノーベル平和賞を追い風に
静岡県・焼津で現地開催された3・1ビキニデーに、パルコープからも参加し学びました。
久保山愛吉さん献花 墓参行進
焼津駅前から第五福竜丸の元乗組員・久保山愛吉さんの眠る弘徳院までを歩き、久保山さんが好きだったバラの花を献花し冥福を祈りました。

● 参加者の感想より
一歩一歩歩くことで、今の日本が平和であることに感謝も。この平和な日本を守るためには努力もしなければならない事を肝に命じます。
第五福竜丸展示館
第五福竜丸は被爆後、水産大学の練習船を経た後、東京のゴミ埋め立て場所に捨てられていたところを市民の保存運動により展示館が設立され、被災の被害を伝えています。
● 参加者の感想より
杉並の一主婦から始まった署名活動、原水爆反対の運動が平和行進になり、パルコープのピースリレーに繋がっていることを肌で感じました。
浅草寺 東京大空襲戦跡めぐり

境内にある銀杏の木は、黒く焦げた部分もあり空襲の猛火を今に伝える。
● 参加者の感想より
火に追われ逃げる場所は川だけ、すごい人たちが川へ次々に飛び込む。想像を絶する光景...。ガイドの方の「戦争だけは体験で学んではいけない。戦争は聞き記憶し想像し伝えていくもの」と。本当にそうだと思いました。
ビキニデー集会
海外代表も参加し現状と平和について訴えられました。
● 参加者の感想より
各国代表の方々の意見を聞いてみると、政治的な要因など困難なことはあるが平和でありたいという願いは同じだと感じました。行動する大切さをどのような形にして伝えるか、考える時間になりました。
今後の平和のとりくみ
■ピースリレー2025
今年のピースリレーは 5月9日(金)です。詳しくはこちら。
■ピースツアー2025 ヒロシマ・ナガサキ
被ばく体験を風化させず次世代へ伝えるために「ピースツアー」を企画しています。詳しくはこちら。
3.1 ビキニデーとは
1954年3月1日、アメリカがマーシャル諸島内・ビキニ環礁〔環状の珊瑚礁(さんごしょう)群〕で水爆実験を行いました。日本のマグロ漁船「第五福竜丸」を含む900隻以上とマーシャル諸島の約2万人が被曝し、以降「原水爆禁止」を求める声は、全国的な運動に発展。毎年3月1日には、第五福竜丸の母港がある焼津市で、犠牲者の追悼と核兵器廃絶の願いを新たにする集会などが行われています。