組合員活動紹介

2023年09月25日

2023年ピースツアー・ピースアクション報告

「あらためて平和の大切さを感じました」(参加者の感想より)

 パルコープでは毎年、「平和の大切さ」「被爆体験を風化させず次世代へ伝える」ためピースツアーを行なっています。今年は4年ぶりに被爆地のヒロシマ・ナガサキを訪れ、原爆のつめあと巡りや平和資料館などを見学しました。

ピースツアー ヒロシマ

8月4日~6日 参加7名

本川(ほんかわ)小学校平和資料館
市内にあった国民学校の中では爆心地に最も近く、約400人の児童と10数人の教職員が犠牲に。地下にある原爆投下後の市街地の模型があり焦土と化した様子が分かる。

  • 爆心地の島病院

    上空600メートルで炸裂した原子爆弾の直下にあった病院(現在は島内科医院)。この一帯は約3,000度~4,000度の熱線と爆風や放射線でほとんどの人びとが瞬時に命を奪われた(写真右:現地平和ガイドの小西ヒサ子さん)。

  • 広島平和記念資料館

    2019年にリニューアルされ、被爆者の方が身に付けていた遺品や展示などが「被爆の実相」を伝える。ツアー参加者は8月6日に式典に列席したあと見学。この日も多くの人が訪れていて、海外の方も多数来場していた。

ホロコースト記念館
第2次世界大戦中のヨーロッパで、ユダヤ人であるというだけで差別と迫害を受け600万人以上の生命が奪われた。「アンネの日記」の父オットーさんと出会った大塚さんが平和への願いを受け継いで福山市に開館。ここで咲くアンネ・フランク形見のバラは全国に株分けされ、パルコープ京橋事務所でも見ることができる。

ホロコースト記念館では、アンネの無念な思いたくさんの子どもの悲しみ...。戦争は絶対反対の気持ちを強く心に刻みました。平和を作るために何ができるのかを考えて行動しようと思います。生まれる年代や場所は選べないけれど、命を大切にその日一日を精一杯生きようと思いました。
(此花区・Hさん)

原爆死没者慰霊式にはたくさんの人が平和公園に集まり大きな式典でした。今までは何気なくテレビで見ていただけでしたが、出席してみて改めて平和の大切さを感じました。資料館はかなり当時のことが再現されて悲惨でした。これからも平和のことに関心を持ち、学んだり経験したことを思い出したりしながら毎日を過ごしていきたいです。
(都島区・Iさん)

ピースツアー ナガサキ

8月7日~9日 11名参加

8月7日~9日 11名参加

山王神社 一本柱鳥居(二の鳥居)
原子爆弾による猛烈な爆風によって片方をもぎ取られた鳥居。残っている柱も下に立って見上げると熱線で黒く焼かれた部分や風圧でねじれた様子が分かる。

  • 被爆当時の地層

    赤い地層から出土した瓦には表面が溶けてできたガラス質の泡状の火ぶくれがあり、原爆の強烈な熱線を受けた痕跡が見て取れる。

  • 平和公園(原爆落下中心地)

    ナガサキでは、上空500メートルで原子爆弾が炸裂、一瞬にして廃墟と化し、140,000人以上が亡くなったり負傷。ツアー参加者は雨の中でしたが、戦跡をめぐり「長崎を最後の被爆地に」の想いを感じました(写真右:現地平和ガイドの福田弘子さん)。

  • 国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館での朗読

    祈念館に収蔵されている被爆体験記の朗読を聴きました。

平和学習で、ばくはつした時の地面の温度は3,000度位と聞いてびっくりした。そこに人がいたら〝すみのように〟なると聞いてこわいと思った。それだけ温度が高いとわかった。原ばくや平和のことが学べてよかった。
(枚方市・小田くん 10歳)

ピースツアーに何年かぶりに参加しました。原爆資料館は子どもを連れて行った時より、原爆投下の前の様子が展示されてあり投下後の様子と見比べることができて、どんなに大変だったか想像できるようになっていたのは、これからの人たちに「こんな悲惨な出来事は二度と起こらないでほしい!」という想いがよく伝わると思いました。
(枚方市・山口さん)

バス車内で見たNHKクロ現のビデオ、坪井直(すなお)さんが経験されたこと、平和を願う想いのインタビューが印象的だった。
自身の両親にも戦時中の話を小学生の時によく聞かされ、実写版映画「はだしのゲン」を鑑賞して、子どもながらに衝撃的だったのを思い出した。
初日のハウステンボスでの楽しい時間、2日目からの平和学習で戦争が残したつめあとから目をそらさずに見聞きする大切さが理解できました。
(枚方市・小田さん)

ピースアクション in ヒロシマ

8月5日

広島県生協連と日本生協連が主催する「虹のひろば」への参加を中心に、 パルくらし創造委員会メンバーが7名参加しました。

参加した委員さんの感想

知らない人に原爆の恐ろしさを知ってもらうこと、絶対にやめてはならないと思う。

広島で生まれ育った子どもたちが「原爆のおそろしさ」「平和の大切さ」を伝えている姿は継承の思いでいっぱいでした。

平和への想いがこめられた展示やグッズを皆さんにみていただけて良かったです!

各生協のとりくみを知ることができ、色々な目線で戦争について知ろうとし、平和を守ろうとしていることがわかりました。

パルコープのブースで、地域の組合員さんから集めた展示物や、絵本作家、長谷川さんがピースリレーで描いた絵などを展示

平和を守る募金にご協力お願いします。

「平和を守る募金」は、「ピースツアー」や5月に 御堂筋を行進する「ピースリレー」「3・1ビキニデ ー」など平和活動を支えている募金です。

平和を守る募金はこちら >

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