組合員活動紹介
2024年08月26日
もしもの地震災害に備えて
くらしネット福祉 主催
視覚・聴覚障がい者とボランティア学習・交流会
5月20日 京橋事務所(本部)会議室 30名参加
災害時の心構えや備えなど改めて考えようと、大阪府危機管理室の方に来ていただきお話を聞きました。
大阪府では、様々な災害におけるシミュレーションを行なっています。今後30年以内に起こると予想されている「南海トラフ地震」では、大阪府域ではほとんどの地域が震度5強から6強の被害を想定。その地震に伴う津波も最悪の場合、沿岸の地域だけでなく梅田周辺まで来ると予想されています。大阪府としても浸水被害を抑える水門の更新や防潮堤の耐震補強工事など対策を進めていますが、被害を最小限にするためには一人ひとりが「とにかく速やかに〝命を守る行動をとる〟」ことが大切です。
日ごろから避難先や災害リスクを知り、たとえば自宅やよく行く場所の「ハザードマップ」を確認したり、逃げるための経路を調べたりするのも有効です。市町村が発令する避難情報を正しく把握することを心がけて、災害時にどう行動するかを決めておきましょう。家の中にも危険は潜んでいます。身の回りを整理し、倒れやすいものは固定する・ガラスが飛散しないように・布製品は燃えにくい対策を。地震後はライフラインの被害もあり、身の回りの生活に様々な問題が長期間生じます。飲食・物資・トイレなどの衛生面も考えて備蓄。最低3日分を用意するなど備えも学びました。
学習会の後は参加者どうしで交流。災害の経験談や、わが家で備えている物・ローリングストックにはどんなものが便利か、自分の地域の防災情報など、身近な話題で話が尽きないほど話されていました。