家屋を所有する上で役に立つ知識を得ようと、枚方市・住宅まちづくり課の方に出前講座に来ていただきました。
　いま、管理不良な空き家・空き地が増え、全国的にも社会問題になっています。特に空き家は、管理しないまま放置すると、①不法侵入・不法投棄・放火の恐れ②草木が生い茂って景観を損なう③害虫や害獣が住み着く④老朽化による倒壊の恐れ...。など近隣住民の生活環境に深刻な影響を及ぼす場合が多くあると言います。「土地・建物を所有している以上、管理の責任があります。問題のある空き家を作らないための定期的な管理が大切。ご自分だけで管理できない場合は、親族や専門業者へ依頼したり、賃貸・売却など活用する方法もあります。近隣に管理不良空家を作らないために所有者の連絡先を把握し、長期不在時には緊急連絡先を聞いておくなど普段のコミュニケーションも大切ですね」とアドバイスを受けました。
　委員さんは「正しい知識を持つことが大事だと思い、出前講座をお願いしました。年齢的にも切実な問題ですし、自分たちだけで世間話していても解決しないしね」と。参加者からは「何かあれば相談できる場所があるという安心感ができた」「自治会・ご近所のお付き合いが大切だと感じた」と感想がありました。