組合員活動紹介

2023年07月24日

くらしの公開講座「13年を振り返って ~桜の植樹活動の経過~」を開催しました

岡本翔馬さん

3月11日 京橋会場参加54名 ウェブ参加28名

 東日本大震災から今年の3月で13回忌を迎えました。おおさかパルコープも支援に入った岩手県陸前高田市で、津波の到達点に桜を植樹し後世の人たちに震災の教訓を語り継ぐ活動をする「認定特定非営利活動法人 桜ライン311」代表の岡本翔馬さんを招いてお話をお聞きしました。

岡本翔馬さん

 活動の中で願うのは、「みんなが自分と自分の大切な人の命を守れるように」。次の大きな地震を経験する世代のために何ができるかを考えました。
 100年前に大規模な津波を経験した先人は「石碑」を遺して次の時代に伝えようとしましたが残念ながら認識は低かった。僕らは、人間よりも長く残るもの・石碑よりもポジティブに見られるものとして「桜の植樹」を行なっています。事業は防災・減災がテーマ。小学生以下の子どもたちには、もう知らない大震災のことを考えるきっかけとして、地域と地域外の人を繋ぐ交流の場として、さらには桜並木を街の財産に育てて「震災があった陸前高田」ではなく「桜の名所の陸前高田」にしたい。「じゃあなんで桜...?」となった時に、過去の震災が思い出されるような街づくりに貢献できたらと思っています。

認定特定非営利活動法人 桜ライン311ホームページ

震災以降にパルコープに入協した若手職員(19名)も参加しました。
震災当時はまだ学生で、テレビなどの報道を聞きながらどこか遠いところの話という認識しかなかったメンバーもいましたが、自分ごとと捉えて「今自分にできることは何か」を考えるきっかけとなった貴重な時間となりました。

この日参加したメンバーは、後日、被災地支援研修として桜ライン311の植樹活動にも参加しました。

▶ 植樹活動の様子はこちら

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