組合員活動紹介

2021年04月26日

プラスチックごみを考える学習会 ~プラごみの減らし方の提案~

主催:大阪府生活協同組合連合会・全大阪消費者団体連絡会・地球環境市民会議(CASA)

3月29日 会場参加 2名(大阪産業創造館)ウェブ参加 11名(枚方組合員会館ふくむ)


 全大阪消費者団体連絡会(消団連)などが呼びかけている、プラスチックごみを考える学習会は今回で4回目。パルコープからも活動委員さんが参加しました。
 まず、消団連・事務局次長の大森さんより、2020年6月から12月まで実施された「家庭のプラごみ調べ」について最終報告があり、調査に寄せられた383名の声から見えてきたことを元に、プラごみの減らし方の提案がありました。(下図参照)
 声には、「やってみることで自分の中の意識は少なからず変わりました。こういったことを定期的にやっていけば、やがて日常化していく。それが多くの人に広がっていけばいいな」など、意識し続ける大切さや、「購入する際、プラごみ袋を断ることで意思表示していく」など消費者の意識を店側にアピールすることも提案されました。
 大阪府環境管理室・総括主査の山本さんによる「大阪府が取り組む海洋プラごみ対策」のお話では、大阪湾に漂流しているごみの8割以上がプラスチック類で、年々深刻化していると言います。「2019年に大阪で開催されたG20サミットに先立ち大阪府・大阪市が共同で宣言した〝おおさかプラスチックごみゼロ宣言〟を実施するため、マイクロプラスチック実態調査・漂流ごみ調査と回収、府民のみなさんへの啓発活動、企業などと連携した取り組みも進めてます」。
 周知されつつあるマイバッグ以外にも、マイボトルの普及でプラごみを減らす『おおさかマイボトルパートナーズ』の紹介もありましたので、一度ホームページをのぞいてみてくださいね。

プラごみの減らし方の提案

①自分のプラごみを見つめる
②買わない/もらわない...余分なもの・使わないもの・すぐ捨ててしまうものは買わない、もらわないを一番に心がける
③選んで買う/変える...プラ以外もの・プラが少ないものを選ぶ基準のひとつに(いつもでなくても、3~4回に1回選ぶという方法も)。プラごみ減らしに努力する事業者を応援する
④再利用する
⑤分別・リサイクルする

  • 大阪府 環境農林水産部 環境管理室環境保全課 環境計画グループ
    総括主査 山本祐一さん(写真中央)

  • Zoomの投票機能を使って、ウェブ参加者によるアンケートを実施。リアルタイムで、マイバッグの使用状況や生ごみ用の袋の使用状況を答える

大阪府「おおさかマイボトルパートナーズ」のホームページはこちら

消団連「プラごみ調べ」のホームページはこちら

活動紹介TOPに戻る

カテゴリー


年別バックナンバー