組合員活動紹介
2021年02月22日
コロナ禍での災害時のママ・パパの心構え その③ ~ローリングストックについて~
子育てサポートステーションでは、パルちゃん広場以外にも「たべる*たいせつキッズクラブ」や、子育てに関する情報を発信したり、子育ての学習会・ファミリーコンサートなど学んだり楽しめるイベントにとりくんでいます。
今回も引き続き「コロナ禍での災害時の心構え」をご紹介。
お話は、一般社団法人ADI災害研究所理事で防災士の軸丸政代さんです。
以前は、保存食と言えば「アルファ米」などの長期保存型の物が推奨されていましたが、今は“ローリングストック”という新しい備蓄の方法があります。
普段から少し多めにレトルト食品・缶詰・菓子類・栄養補助食品・野菜ジュースなど加熱せず食べられるものを買っておき、使ったら使った分だけ新しく買い足していくことで、常に一定量の食料を家に備蓄しておくことができます。
消費しながら備蓄する「ローリングストック」のポイント
①常に1週間分以上の一定量を置いておく
②賞味期限を忘れないよう日付を書いておく
③室温で保存できる物にする
※冷蔵庫は、災害で倒れたり停電で使えないことがあるため
④普段食べ慣れている物(主食、おかず、おやつ、飲み物)を揃える
⑤缶詰、レトルト、フイルム包装など 調理なしで食べることができるもの
⑥同じ日に賞味期限が来ないように、購入する日をずらす
子育て中のママ・パパが気をつけること
母乳は、お母さんの災害時のストレスで一時的に出なくなることがありますが、赤ちゃんがほしがる時は、おっぱいを吸わせ続けてください。これは助産師さんもすすめている方法です。ママが精神的に安定すると、もとに戻ります。
災害時は子どもたちも、いつもより不安やストレスを感じています。積極的にハグをしてあげましょう。コロナ禍で身近な人でしか抱きしめることが叶わない状況です。甘やかしではなく、落ち着かせるためにも...。
ママ・パパも頑張りすぎず休息をとりましょう。誰もが心にストレスが溜まります。癒されることを、日ごろから見つけましょう!