活動紹介

2016年10月24日

「生協の現在・過去・未来」パート② ~組合員活動の可能性と価値って?~

2016年度 第3回 推進学習会

2016年9月6日 京橋事務所(本部) 参加130名(組合員活動員)


今回の学習会では、長年携わっている組合員さんに活動が始まったいきさつや今現在も続けている想い、
また地域活動委員長からは地域住民とのつながりを持ち、活動をすすめている事例を聞きました(以下はパネルディスカッションより抜粋)。

司会:長く続けられたコツはどんなことでしょうか。

出原:まず、ボランティアチームは、活動の向こうに私たちを必要としてくれる方がいるということ。
だからといって惰性でやっているのではなく、本当に常にベストなものを提供したい。利用者さんが本当になにをのぞんでいるのかっていうのを話し合う。
なので、けっこう話し合いが厳しいときも。でもメンバーの本当に根底にある思いはみんな一緒です。だから、前を向いて利用者さんのことを思って活動できていると思っています。

木下:活動の多い支部と少ししかない支部、全然ない支部もあります。困った時にいつでもフォローできる体制を持っておこうと話しています。
活動の多いところは、人が足りないからなんとかならないか。エリアが近かったら隣の支部にお願いしたり。一番こころがけていることです。

丹吾:活動を続けられたのは、子どもってどんどん大きくなっていくので、目の前に支援を必要としている人がいるということ。
活動しているメンバーにやりたいことが見えてくると、やりがいやこんなことできそうといろいろ調べてきてくれる仲間がいたりするんです。
中には、介護や仕事を始めて参加が難しくなることもあります。続けられる方法をみんなで一緒に考える。支えてくれる人がいるからやってこれています。

菊池:昔から活動する人が少ないのは今も変わらない。活動を続けてきた先輩から、「活動する人は必ずどこかにいるよ」と。
その先輩の言葉を信じてコツコツとできることをしてきました。
でも活動しても活動してもその言葉通りにはならず、さすがに心が折れそうになってきたころ、不思議なことに少しずつとりくみに参加する人が増えてきたのです。

司会:地域の人など、いろんな人と繋がるためにしていることはありますか。

出原:視覚障害の方って全国にネットワークがあって、メーリングで繋がって情報交換されています。
他生協の組合員さんから引っ越し先の大阪でも生協を利用したいと相談があり、すぐに対応しました。
後日その方から「私たちは知らない土地で食べ物なんかを調達するのってすごく難しいので不安だったけど、間をあけることなく利用できてありがたかった」というお礼の連絡をいただきました。
全国で視覚障がい者は約32万人、弱視と言われる方は150万人以上おられるそうです。リアルタイムに繋がっている、手助けができることがあればやりたいなと思っています。

丹吾:子育ての場合もここがネックになっていまして、今のところお知らせを地域の保健センターや、区役所、町内会の子育てひろばのところに置いてもらっています。
昔は産婦人科のお医者さんや地域のNPOの子育て支援の活動をしているところにも...。
まだまだ地域でつながるというより、広報で知ってもらうにはどうするかと一生懸命やっているところです。

菊池:地域の老人会とコラボして活動するきっかけを得て、共通した悩みが組合員さんだけではなく、みんなの中のなにげない一言にあると気づきました。
アンテナを常にはっていることが大事だと思います。

木下:たとえば、私の住んでいる北区保健センターで認知症予防のサポーター研修に参加すると、地域で広げてくださいと要請があったんです。
そこで、コープ共済の助成金を申請、地域の65歳以上の高齢者を対象に3カ月間のモデル教室として実施。
教室終了後、参加者から「私たちもっと続けて欲しい」と。でも会場費のお金もない。助成金はこれで終わり。
そこで地元の振興町会や社協などに相談し、「それだけみんなが利用したいというなら支援しよう」となりました。
それからずっと今も毎週続いています。今ではなくてはならない教室です。
地域のつながりというのは、自分がそこに住み続けるために、やりたいと思うことを仲間とともに実現していくことかなと思っています。

司会:生協という場で活動するという事を、どんな風に思っておられますか。

出原:いちばんありがたいのは特殊な福祉機器やソフトなど機材を揃えてもらったこと。
福祉機器って結構高いので個人で揃えられない。それを必要と思ってそろえてくださったことは感謝です。
また、テープからCDに移行したとき、専用の再生機を利用するにあたり、条件を満たしていないと買いたくても買えない、持ちたくても持てないという方のために、パルに購入してもらって持てるようになるまで貸し出しにしてもらいました。
このおかげで一人の脱落者もなく短期間で移行できたことは誇りに思っています。
点字の明細書やメールの明細書を発行しているって生協ではパルコープだけだと思います。
だから結構、視覚障がい者業界では、おおさかパルコープは有名なんです。

木下:生協ということで、家事援助などで組合員さんが活動したときにも、相手の方に安心していただけることだと思います。
それから、いろんな情報を知ることができる生協ってすごいなと思うんです。食べ物からはじまって、葬祭まで...。

丹吾:子育てひろばを生協で組合員活動でやっているというのは全国的にもめずらしいと思います。
それから、今回の学習会で改めて生協の活動の多様性を感じましたね。
でも活動は違っても、みんなやっぱり平和でよりよいくらしを求めるという目的は一緒だとも感じました。

菊池:生協には事業があってさまざまな商品があります。
地域で活動するには、いろいろとバックアップがあり、安心して活動ができます。想いを形にできるところだと思います。

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