組合員活動紹介
2016年09月01日
平和の取り組みin枚方やまだ地域活動委員会
~未来の子どもたちに平和でよりよい社会を手渡すために~
6月30日、ラポールひらかたにて「明日の自由を守る若手弁護士の会」の橋本智子弁護士をお迎えし、そもそも憲法とはなんなのか?誰のためにあるのか?という切り口から憲法は私たちの身近にあり、私たちのくらしに大きく関わっていることを学びました。
その学習会に参加した私たちは、国民ひとりひとりの人権は憲法によって守られていることを改めて実感しました。
そして、未来の子どもたちに平和でよりよいくらしを手渡し、私たちができることを考えるために、7月27日にピースおおさかの見学と戦争体験語り部「ひまわり」(照屋さん・水沢さん)のお話を聞きました。
ピースおおさかの見学では、大阪空襲の実相、その当時の人々の苦しいくらしを知りました。
また、語り部の照屋さんからは京橋大空襲の際、救護活動に携わった当時12才だった頃のお話を聞きました。
照屋さんは、赤ちゃんをおぶったお母さんの遺体を運んだ時、まだ赤ちゃんがかすかに声をあげたにも関わらず、兵士によってそのまま葬られた光景を目の当たりし、大きな悲しみに襲われたそうです。
たくさんの遺体を運んだ照屋さんの手にはその時の悲しい思いがたくさん刻まれているのだと思います。
つまり、戦争とは読みたい本が読めない、行きたいところに行けない、言いたい事が言えない、私たちの人権と命が失われることだと教えられました。
私たちができることは、このような悲惨な戦争を二度と起こさないように、後からこうしておいたらよかったと後悔することのないように、考え、行動することです。
これからも平和活動を通して、たくさんの人達に命の尊さ、平和の大切さを伝えていきたいと思います。
(枚方やまだ地域活動委員会 備瀬)