組合員活動紹介

2016年08月29日

ピースライブ in ひらかた

2016年6月30日 枚方合同地域活動委員会(枚方市) ラポールひらかた 参加124名

どんな社会がいい?どんな未来がいい?~憲法がかわると生活がかわる~

「憲法って何?誰のために憲法があるのか?を切り口に、
私たちのくらしに憲法がどう関わっているかを理解していただき、私たちが当たり前に人間らしく生きるためにどうしたらよいのかを考え行動することの大切さを実感できる場にしたい」と今回の開催目的について実行委員長が冒頭話されました。
今回講師に来ていただいたのは、明日の自由を守る若手弁護士の会(あすわか)の弁護士・橋本智子さん。
紙芝居『王様をしばる法 憲法のはじまり』を引用して、
「国民の自由を不当に制限する法律を作ってはいけない。
つまり憲法は国民一人ひとりを守ってくれる楯(たて)になるもの。
憲法を守らなければならないのは国家権力なんです」と強くのべられました。
「憲法には〝愛〟という言葉があります。それは憲法前文に『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した...』という部分。
ここでは平和をただ願うだけではなく、外交努力などによって軍事的な緊張を作らないことを宣言しているんです」と説明。

「全ての人間には、戦争だけでないあらゆる恐怖や欠乏からのがれて平和にくらす権利があるのだということを、既に70年前に日本国憲法で宣言していました。
これは、20年くらい前に国連開発計画で提唱された『人間の安全保障』という考え方、あるいは『平和への権利』という考え方と同じなんです」。
災害を理由にして創設しようとしている「緊急事態条項」については、「内閣に権限を移すことで、法律が内閣の権限でできてしまう。
使い方によっては独裁国家を作れてしまうくらいの恐ろしい内容。絶対許してはいけない!」と橋本さん。
最後に「憲法が私たちに求めることは『不断の努力』です。
政治家に意見・叱咤激励など生の声を届けて、私たちが子どもを育てていくように愛情をこめて政治家を育てていきましょう」と提案をいただきました。

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