組合員活動紹介

2015年03月23日

丸久小山園(まるきゅうこやまえん)工場見学ツアー

2015年2月12日
啓明パル委員会(寝屋川市) 参加18名

お茶でお馴染みの(株)ちきりやの協力工場である丸久小山園を見学し、お抹茶について学習しようと、京都府宇治市にある槇島工場を訪問しました。

工場に到着すると、まずは工場長の斎藤克祐さんよりお話と、お抹茶についてのスクリーンの上映があり、約800年前(鎌倉時代)に中国から碾茶(てんちゃ)* が伝わった歴史をはじめ、宇治では碾茶の新芽は手摘みで1回しか収穫しないこと、碾茶を挽く石臼の仕組みなど、お抹茶作りの手順やこだわりなどを教えていただきました。

※碾茶(てんちゃ):抹茶用の製法でつくられた茶葉

工場見学では、機械でお抹茶を製造する様子や、現在と昔の製造工程や手間の違いなども学習。
また、お抹茶を挽く石臼1つにつき、1時間でわずか40g程しか取れないということからその貴重さも感じることができました。

「お茶の種類や淹れ方など、知っているようで知らないことを学べたので、これからおいしくお茶をいただけそうです」と、ますます日本茶の良さを実感できた1日となりました。

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槇島工場長 斎藤克祐(かつすけ)さん

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機械化された工程もあれば、昔から変わらず手作業で行われている工程も

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壁や床が全て黒く塗られた黒塗りの"審査室"。
ここでは、茶審査技術日本一の実績を持つ園主が、お茶の仕上がりを外観・味・香り・水色・かす色によって見極めます

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お抹茶と聞けば苦いイメージを持たれていた方も多かったようですが、実際飲んでみて、その香りの良さと飲みやすさにビックリ!!
みなさんあっという間に飲み終わり、ほっこり笑顔があふれていました♪

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