活動紹介

2014年12月22日

子どもの病気と健康について考えましょう ~小児病院から見た子どもたち~

子育てサポートステーション 主催

2014年11月24日 京橋本部 参加30名

「小児がんは年間1万人に一人の割合で発症し、14歳以下の死亡原因の約30%を占めています。身近じゃないようで身近なものなんです」
今回の学習会では、小児がんを専門とされる、大阪市立総合医療センター副院長の原純一先生にお越しいただき、〝小児病院から見た子どもたち〟についてお話をお伺いしました。


大阪市立総合医療センター副院長 原 純一さん
大阪市立総合医療センター副院長 原 純一さん


がんで入院する場合、入院期間が長期にわたるので、命を救うための高度な医療はもちろん、長い入院生活の中で人間としての成長をサポートする心のケアも大切にしなければなりません。大阪市立総合医療センターでは、学力や社会性、精神運動発達の遅れを防ぐため、保育士や教師、臨床心理士、ホスピタルプレイスペシャリストなどの様々な立場の人と連携し、多方面からのサポートを手厚く行なっています。

また、〝子どものホスピス〟のお話も。ホスピスはイギリスで誕生し、生命に限りのある、または生命を脅かす病気とともに暮らす子どもたちのケアをする施設として海外では認知度が高いものの日本ではまだあまり知られていません。しかし、治療を受けていても、子どもらしく楽しい時間を過ごせ、様々な体験もできるよう、医師や看護師ではサポートしきれない〝わくわく・安らぎ・出会い〟などといった部分を充実させる施設の建設が大阪でも進んでいるそうです。

最後に、子どもを取り巻く家庭環境のお話もありました。「貧困な家庭ほど、無保険の子どもが多かったり、病気でも病院につれていけなかったり厳しい状況も。また、子どもの虐待も増えてきています。もしかして...と感じたら確信がなくても通報してほしい!!」と原先生。そして、周りの子どもも自分の子どものように、地域のみんなで育てていくことが大切だと締めくくられました。参加された組合員さんからは「子育ては周りの皆ですることが大切だと改めて思った」「治療中の子どもやその接し方も、普通の健康な子と変わらないのだと胸に刺さるようでした」などの感想が出ました。

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