コラム執筆 河本 かよ

2019年09月10日

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

体調の悪い時の離乳食、幼児食について

こんにちは。日中はまだまだ暑いですが、朝晩、少しずつ涼しくなって、過ごしやすくなってきました。お散歩に出かけやすい季節。赤ちゃん、子どもと一緒に出かけてくださいね。
「秋」が見つけられると良いですね!

最近は、雨が降ると、びっくりするくらいの降り方となり、被害が出ている地域があります。読んでくださっている方の中にも、たくさん雨が降った地域に、親戚や知人がおられる方があると思います。ご心配ですね。被害が少ないことを願うばかりです。

季節の変わり目です。体調を崩しやすくなる子がいます。体調が悪くなると、食べる量が減ってしまい心配なことが増えますよね。赤ちゃんや子どもの様子は、近くにいる大人が気をつけてあげて欲しいです。

表情や顔色はどう? 機嫌は良いですか? 発熱や湿疹ができていませんか?
発熱があってぐったりしている・元気がない・下痢がひどいなど気になる症状がみられる場合は、できるだけ早く小児科医の診察を受けましょう。先生の指示に従って、離乳食を進める、またはお休みする、食事の内容を変える…など対応をしてくださいね。
まずは、体調の回復に努めましょう。

今日は、小児科医から、「食事はいつも通りで大丈夫です」言われていたり、病院に行くほどではないけど、離乳食や食事どうしようというとき、気をつけてほしいことをお話します。

食欲がなくて、食べないとき

体調はどうですか?

熱がある、のどが痛い、口の中が気持ち悪いなどの違和感があって食べないことがあります。赤ちゃんや子どもは、少し熱があっても家の中では元気に過ごしていることがあります。元気そうだけど、食べないなぁと思った時は、口内炎ができていないか、のどが赤くなっていないかなどみてあげてくださいね。自分から「のどが痛い」などと伝えられないので、ぐずぐず言って訴えます。その場合受診して、原因をみつけることでママやパパも安心できますよね。

様子をみて大丈夫なとき・・・口の中、のどに違和感があると硬いもの、熱いもの、酸っぱいものは痛がるので、冷たいものや柔らかいもの、酸味の少ない料理で対応しましょう。一回に食べられる量が少なくなってしまうことがありますが、食べたがらないときは無理やり食べさせず、様子をみて大丈夫です。回復してきたら、元の量に増やします。

小児科の先生から、「消化の良いものを食べさせて」「食べられないときは、イオン水を飲ませて」と言われることがあると思います。

具合が悪く、母乳やミルクの飲みが悪いとき、食欲がないときに、イオン水はとても役に立ちます。しかし元気になってからも、喜ぶからと与えているとお茶を嫌がるようになるので、注意が必要です。

消化のよいものって何?
消化が早く、胃に負担をかけないもの・・・ご飯(おかゆ)、食パン、うどん、白身魚、豆腐、卵、赤身魚、鶏のささみ、繊維の少ないもの、油を使っていない料理など

下痢をしていませんか?

発熱や嘔吐を伴っているときは、早く小児科を受診してくださいね。
先生からストップと言われてなければ、離乳食を続けます。無理に量を増やさず、新しい食材のチャレンジも控えて、慣れた食材を利用して作りましょう。子どもの食事には食物繊維が多いもの、脂肪の多いもの、冷たいものは避けてください。

水分補給をこまめに。少量ずつでOKです。

発熱していない、下痢もしていないが、なんとなく元気がないときありませんか?

生活リズム整っていますか?  一日のリズムが整っていないとき、食べるのを嫌がる場合があります。毎日のリズムは、だいたい決まっているが、昨日は一日出かけていて疲れてしまっている場合も食べないときがあります。

赤ちゃんも子どもも寝不足になると機嫌が悪く、一日中元気がなくぐずっていることがあります。昨夜寝る時間が遅くなったから、もう少し寝かせておきたいなと思っていても、いつもの時間に起こしましょう。起きて朝日を浴びることで体内リズムがリセットされます。リズムが整うと食欲が出てきます。

おやつを食べ過ぎていませんか?

食事の量にムラある幼児期。食べすぎに気をつけます。この時期の子どものおやつは、お菓子ではなく、小さな食事。朝・昼・夕食の量や内容をみて、おにぎりや果物などおやつの内容を決め、お菓子とジュースの組み合わせにならないように、また食事に響かない程度の量にママやパパが調整しましょう。お菓子やジュースが増えて、食事がきちんと食べられないことが続くと、身長、体重が増加不良になり、元気がなくなることがあるので気をつけてくださいね。

授乳回数が多い、夜中の授乳が減ってこないとき

一日中お腹が空かないため、食べることを嫌がったり、興味を示さない場合があります。
授乳のリズムを整えることから始めてみてくださいね。

離乳食・幼児食のころは、食べるかな? 食べないのかな? と心配することが多い時期ですね。体調が悪いとなおさら心配になります。まず診察を受けて、食事に気をつけるのか、普段通りで良いのかを、小児科医に尋ねましょう。
普段通りと言われたら、離乳食をストップせずに進めてくださいね。
いつもより柔らかめに調理をしたり、食べやすい形状や温度にして、赤ちゃんや子どもが少しでもたくさん食べられるように工夫しましょう。体調に応じて料理の中身を考えることで、一日も早く回復して、元気になれると良いですね! 体調の悪い時は、好きなものを優先的に食べさせることが多いので、体調が回復したら、偏りのない食事に戻しましょう。元気になっても好きなものばかりもらえると思うと、偏食がひどくなる子がいるので気をつけてくださいね(*^。^*)

次回は、大人にも共通する食事の基本についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

参考文献:
子どもの食と栄養 健康と食べることの基本 医歯薬出版(株)
子どもの栄養と食育がわかる事典  成美堂出版

コメントを残す



コメントは直ぐに反映されませんのでご容赦ください。

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。