わがまちの子ども食堂訪問記【番外編】笑顔で子ども達に接することのできる日まで ~フードパントリーの取り組み~

掲載日:2021年4月26日

わがまちの*子ども食堂訪問記
フードパントリーの取り組み

 パルコープエリアにある「子ども食堂」を訪問し、活動の様子や運営されている方の思いなどをご紹介します。
 今回は、中央区の「しま☆ルーム」さんのフードパントリーの様子を取材しました。

 昨年12月、少しでも子育て世帯の力になりたいとクリスマス時期に合わせて行なったフードパントリー(しま☆ルームとMinami こども教室の合同開催)。今回2回目となった2月中旬は、季節外れの温かさとなり、多くの人が列を作った。
 地元の小・中学校に通う子ども達に事前に告知し、前回100セットだった食材を150セットに増やして準備。パルコープからも10キロのお米をはじめ、野菜・お肉・卵・パン・冷凍食品を届けた。各方面から寄せられた缶詰・レトルト食品・パスタ・ラーメン・果物・お菓子など種類も豊富にそろえられた。
 この日に集まったボランティアさんは約30人。受付やお渡し以外にも警備チームがあり、持ちきれない方には家まで同行して届ける。用意した150セットは2時間ほどで無くなり、お渡しできなかった50世帯の方には後日、食材を届けた。
 現在は、みんなで一緒に食べる子ども食堂は休止し、週2回お弁当を配食しているしま☆ルーム。届ける食数も増えている。助成金だけでは状況も苦しいが、地元のレストランや企業からの支援もあり何とかやり繰りしている。

訪れた人に大きな紙袋が手渡され、食材が並べられたテーブルを順番にまわりボランティアさんが袋に詰めていく

働くすべを失くしている方を目の当たりに感じて

 大阪ミナミの繁華街に近い土地柄、昨年・今年の緊急事態宣言下で飲食店などの営業自粛・時短要請のために、子ども達の親は働くすべを失くしていると言います。
 福井さんは「食材を渡す時『これで何日間か生きていける』と泣き崩れる方がおられ、かける言葉を失いました。今の世の中の縮図なんかもしれませんが、改めて自分たちのできることは何か考えさせられました」。

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