商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2015年5月度 トマト

【トマト】
届いたトマトがとても青く、すぐ食べられる状態ではありませんでした。
着色の基準内でしょうか?

検査室からのお答え

トマトの種類や流通時期にもよりますが、天候不順や気温の変化などが原因だと考えられます。気温が高くなる時期、トマトが熟し過ぎるのを防ぐために、産地・出荷元では基本的には5分~6分着色の状態で出荷し、お手元に届くまでの気温や時間を考慮して赤色に着色できるように、パル協同物流センターに入荷いたします。
しかしながら昼間と夜の気温差なども影響し、流通時に予想以上に熟度が進まず、未熟な状態でお届けされる場合もございます。常温でしばらく置いておくと赤くなり、食べることができます。
(あまりに青く未熟な場合は担当者、組合員サービスセンターへお申し付けください)

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1279件(前年同月1183件)
検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 933 2 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、
商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
残留農薬検査 46 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 212 なし 問題ありませんでした。
残留放射能検査 88 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。

2015年4月度検査状況 15年3月21日~15年4月20日

【商品の相談受付状況】 339件(前年同月303件)

人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。


バックナンバーを見る