食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
残留農薬 | 残留放射線 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
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新規 事前商品 |
7 | 534 | 28 | 9 | 0 | 604 | |
既存 取扱商品他 |
44 | 130 | 368 | 6 | 0 | 137 | 685 |
合計 | 70 | 137 | 902 | 34 | 9 | 137 | 1289 (昨年度1148件) |
主なお申し出状況(昨年度) | |
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人体有症 | 4件(4件) |
異物混入 | 71件(69件) |
異味異臭 | 36件(25件) |
他意見・質問など | 227件(273件) |
合計 | 338件 371件) |
~チョコレートの種類と表示について~
2月はバレンタインデーが話題になります。バレンタインといえばチョコレートですが、
今回は、チョコレートの種類と表示についてのミニ知識です。
チョコレートは長い間、飲みものとして愛されてきましたが、18世紀ごろに現在のチョコレートの原形となるものが、開発されました。チョコレートの原材料は、カカオ豆です。カカオ豆の胚乳部分を発酵、乾燥、焙煎、摩砕しペースト状にした物が「カカオマス」です。このカカオマスから搾り取った「ココアバター」がチョコレートの主な原料となります。カカオマスからココアバターを取り除いた部分を「ココアケーキ」と呼ばれます。この部分を粉砕したものが、ココアパウダーになります。
チョコレートの原材料は、カカオ分が多いほど高級となりますので、表示の公正さを保つためカカオ分によって規格をつくられています。
公正競争規約では、カカオ分35%以上をチョコレート、カカオ分15%以上を準チョコレートとなり、
一括表示欄の<種類別名称>に表示することになっています。
<チョコレートの種類>
カカオマスを冷やして固めるとシンプルなプレーンチョコレート。
カカオマスに砂糖、ココアバターを加えて練り上げるとブラックやビターとも呼ばれるスイートチョコレート、そこに粉乳などを加えるとミルクチョコレートとなります。
ココアバターを脱臭処理して白色・無味・無臭にしたものがホワイトチョコレートの原料となります。
ホワイトチョコレートにはココア固形分が含まれておらず、チョコレート色や独特の苦味がありません。
<チョコレートのブルーム現象??>
チョコレートは脂肪分(ココアバター)がたくさん含まれています。ココアバターは28℃前後で溶けはじめ、さらに温度が高くなると、分離してチョコレートの表面に浮き出てきます。これが冷えて固まると、表面が白く粉をふいたようになります。このチョコレート特有の現象をブルーム現象といいます。ブルーム現象はチョコレートの新しい古いに関係なく、温度変化に対する保管状態が悪いと発生します。チョコレートをおいしく召し上がっていただくためにも保存温度には注意しましょう。
チョコレートの保存ポイント
● 直射日光に当てない
● 暖房のききすぎた部屋におかない
● 火のそばやストーブ、ヒーターなどのそばにおかない