食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
残留農薬 | 残留放射線 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
新規 事前商品 |
16 | 35 | 272 | 21 | 0 | 0 | 344 |
既存 取扱商品他 |
46 | 84 | 395 | 4 | 4 | 189 | 722 |
合計 | 62 | 119 | 667 | 25 | 4 | 189 | 1066 (昨年度:999件) |
見学件数:2件 28名
★ 微生物検査で、再検査・継続検査を要するものが、5品ありましたが、微生物検査・理化学(残留農薬・食品添加物・残留放射能)検査とも、商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
★残留放射線検査:生鮮・一般食品を検査し、すべて検出せず(検出限界は各20ベクレル/kg)でした。
★卵質検査:問題ありませんでした。
主なお申し出状況(昨年度) | ||
---|---|---|
人体有症 | 3 | 件(5件) |
異物混入 | 60 | 件(58件) |
異味異臭 | 19 | 件(18件) |
他意見・質問など | 346 | 件(389件) |
合計 | 428 | 件(470件) |
★人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。
ドライアイスは、特殊な装置で、二酸化炭素を圧縮・冷却して固めたものです。
圧縮するドライアイスプレス機の種類によって、レンガ状、チョーク状やザラメ状のドライアイスがあります。
生協の冷凍商品配達には欠かせないドライアイス。
でも取扱いを間違うと、ケガや事故をおこしてしまいます。
正しい取扱い方をご紹介します。
(1)ドライアイスは、直接手で触れないでください。温度は、約マイナス79度。
凍傷を起こす危険があります。特に、濡れている手でドライアイスを触ると大変危険です。
(2)ドライアイスは酸欠注意!
ドライアイスの煙も濃度によっては中毒症状をおこします。
ドライアイスは二酸化炭素を冷やして固体にしたものです。常温では固体から気体になります。気化した煙を吸うことで、濃度によっては意識障害を起こします。酸欠を防ぐため、窓を開け、十分換気して下さい。(特に車で運ぶ場合には、運転手や乗客がいる場所には、車内にドライアイスを置かないように注意しましょう。)
(3)ペットボトルやビンにドライアイスを入れて密閉しないでください。
ドライアイスが気体に変わるとき、体積が約750倍になりますので、ペットボトルや瓶などに入れて密封すると破裂します! こどもが遊んでいて事故も発生しています。
○冷やしたい物の上に置き、物と物とのすきまを開けると冷気が下に降りて効果的です。
○新聞紙や布などに包んでおくと昇華(気化)速度が抑えられます。
正しく使用すれば、『手軽で安全』『冷やす力は同じ容積の氷の3倍、同じ重量の氷の2倍』といわれています。扱い方に十分気をつけて安全にご使用下さい。