食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
残留農薬 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
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新規事前商品 | 17 | 140 | 13 | 2 | 0 | 172 |
抜取商品 | 23 | 412 | 3 | 0 | 32 | 470 |
調査品他 | 3 | 95 | 0 | 0 | 1 | 99 |
合計 | 43 | 647 | 16 | 2 | 33 | 741 |
見学件数:1件53名
残留農薬 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
新規事前商品 | 20 | 214 | 20 | 7 | 0 | 261 |
抜取商品 | 6 | 450 | 13 | 16 | 66 | 551 |
調査品他 | 7 | 57 | 0 | 0 | 0 | 64 |
合計 | 33 | 721 | 33 | 23 | 66 | 876 |
見学件数:2件19名
【2010年8月】
★検査は741件(昨年998件)、商品の相談受付は472件(昨年449件)でした。
★検査の結果、人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
★新規取扱い事前検査で、1品に再検査を要するものがあり、再検査実施し、問題のないことを確認しました。
★腹痛下痢、スキントラブルなどの同一商品の複数発生はありませんでした。
【2010年9月】
★検査は876件(昨年1071件)、商品の相談受付は475件(昨年533件)でした。
★検査の結果、人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
★新規取扱い事前検査で、3品に再検査を要するものがあり、再検査実施予定です。
★ハート栽培農産物事前検査で、2品について防除実績に無い農薬が検出されました。調査の結果、記録記入モレと近隣の畑からの移染が原因と判明し、産地へ記帳・栽培管理の徹底を要請しました。
★外部検査について、アレルギー・遺伝子組換え・抗生物質・米DNA・肉種鑑別検査を実施しました。
★腹痛下痢、スキントラブルなどの同一商品の複数発生はありませんでした。
<お申し出内容>
北海道の小粒納豆たれ・からし付45g×3
糸がまったく引かなくて、口に入れたら食感が悪くて吐き出した。賞味期限内なのに腐っていたの?
<検査室からのお答え>
正常品をお届けできず本当に申し訳ございません。
お申し出現品を調べたところ、納豆の『二次発酵』が起きたものと判断いたしました。体に害があるわけではございませんが、苦味や食感の悪さ(シャリつき感)の原因となります。
納豆には生きた納豆菌が含まれているため、製造が終了し出荷された後でも、納豆菌が活性化すれば発酵がさらに進みます。当商品は製造工程で適度に発酵させた後、冷却して発酵を停止させていますが、再度高い温度にさらされた場合や長く保管された場合には、発酵が進みます。このたびのお申し出を真摯に受け止め、製造メーカーでの保管時、輸送時やパルコープの物流センター、支所での品温管理の徹底を要請しました。
※15℃以上で発酵が進むといわれております。ご家庭でも注意してください。
主なお申し出状況(昨年度) | |
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人体有症 | 4件( 9件) |
異物混入 | 51件( 66件) |
異味異臭 | 25件( 50件) |
他意見・質問など | 392件(324件) |
合計 | 472件(449件) |
主なお申し出状況(昨年度) | |
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人体有症 | 4件( 5件) |
異物混入 | 53件( 64件) |
異味異臭 | 30件( 38件) |
他意見・質問など | 388件(318件) |
合計 | 475件(425件) |
JAS法で「新米」と表示できるのは、「生産された当該年の12月31日までに精米され、容器に入れて販売されるもの」と定められています。つまり秋に収穫して年内精米までのものにかぎり「新米」と表示してもよいことになっています。ブレンドしたお米の場合、新米使用量が50%以上の場合は、「新米ブレンド」などと表示できます。新米の使用量が、50%未満の場合は、「新米●割」とその使用量を表示します。
米・玄米の品質表示基準には、産地・品種・産年・使用割合・精米年月日・販売者などの表示が義務付けられていますので、商品に「新米」と書いていなくても、この品質
表示で、いつ収穫されたお米なのかがわかります。
* パルコープ商品検査室では、新米が出回るこの時期に主要産地のお米・玄米について品種の確認検査を実施しています(製造者の証明書確認・外部検査機関での遺伝子分析)。また、主要な精米工場にも定期訪問し、精米・包装時に他品種の米の混入がないかを確認しています。