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2020/03/01

ママに贈る魔法のメッセージ

幸せな子どもになる秘訣

今回は、幸せな子どもになる秘訣をお話ししますね。


怒りっぽい子ども、感情的になる子ども、イライラする子どもたちがいます。
イライラしていると、友達関係や人生もイライラしてきます。
「心」が温かくなると、イライラは無くなり、幸せな気持ちになります。
そんな幸せな「心」になる秘訣があるのです。


日本古来から受け継がれている所作の型(かた)には、「心」を育むという意味があり、 私は、「やまとしぐさ」としてお伝えしています。


お辞儀をする挨拶には、「感謝・尊敬・信頼」の「心」が育まれます。
世界の中には、いろいろな挨拶の方法があります。
「ハグ」「握手」「ハグandキス」など様々です。
日本古来から受け継がれている挨拶は「お辞儀をして挨拶」です。日本の特徴的な挨拶の型(しぐさ)です。
「礼に始まり礼に終わる」という言葉があるように、挨拶をとても大事にしています。
日本人は、礼、すなわち挨拶からすべて始まると言っているのです。日本人の挨拶はお辞儀をします。感謝を型に表したのが、お辞儀をして挨拶をすることなのです。


まず出会った相手に感謝を型に表すお辞儀をします。後頭部を見せるお辞儀は、感謝をしていないとできません。感謝で向き合い、相手と心を一つにすることで身を守ってきたのが、日本の生きる智恵です。感謝には感謝が返ってくるのです。今では、日本人は海外の人に、ペコペコ頭を下げてみっともないと言われ、お辞儀をして挨拶をすることが恥ずかしいと思っていますので、本当の意味を知ることで、お辞儀をする挨拶に誇りを持ってもらいたいです。


お辞儀をするたびに、出会う人に「感謝の心」が育まれる「お辞儀」。


・毎朝、家族で「おはようございます」とお辞儀をして挨拶をするのも良いですね
・おじいちゃんやおばあちゃんのお家に遊びに行った時
・近所の人に出会った時
・お友達にも


美しいお辞儀は、相手との出会いに感謝を込めます。
そんな習慣が身についている子どもたちには、将来、感謝が返ってきて、幸せになるのです。


もう一つ、お辞儀の素敵なことを紹介しますね。
お辞儀をしようとすると、相手との程よい距離感が必要です。遠すぎず近すぎずの距離を、物差しで図らなくても、ちょうど頭がぶつからない程々の距離を測れます。近すぎると頭がぶつかりますし、遠すぎると素っ気ない気がします。こうやって、相手とのちょうど良い塩梅の関係を保つのにも、お辞儀は重要な役目があります。


こんな素晴らしい智恵を型として残してくれている日本に、感謝ですね。

辻中つじなかくみやまとしぐさ伝承師範

辻中 公

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