コラム執筆 辻中 公

2019年11月01日

ママに贈る魔法のメッセージ

幸せとは探すものではなく見つけるもの

日本の古き良き躾(しつけ)、昔から伝わる智恵を伝承している大和躾(しつけ)伝承学師の辻中公(つじなか くみ)です。

宮崎県から発信されている全国誌である『みやざき中央新聞』の2019年2月25日号より、水谷謹人編集長の社説を紹介いたします。

幸せとは今ある食材で料理が作れること

冷蔵庫を開けて『これじゃ何もできない』と思ってしまう人は、無いものに幸せを求める人だ。『お金があったらできるのに』とか『車があったらどこにでも行けるのに』とか。
『幸せとは探すものではなくて見つけるもの』とAKBプロデューサーの秋元康さんは言う。『冷蔵庫を開けて、これで何が作れるかな』と考えられる人がいい出会いをつくれる。
秋元さんは『1行日記』を提案した。『今日はこういうことがあった』と1行だけなら3日坊主の人でも続くはずだ、と。『1行日記』を付けだすと何もない日でも、何かなかったか探そうとする。すると『今日』という日が一生に一度しかない貴重な1日だということに気付く。こんな心掛けをしながら自分で自分の人生をプロデュースするのである。(引用終わり)

私たちも、買い物に行けなかった日、冷蔵庫を開けて『さあ何が作れるかな』と冷蔵庫の中にある材料をだして考えますね。意外にも新たなおいしいものが作れて、自分のメニューに加えることもあります。
例えば、ジャガイモとお肉があれば、カレー粉を加えるとカレーになります。牛乳と小麦粉、バターがあればクリームシチュ―になります。糸こんにゃくがあれば、肉じゃがになり、卵があればキッシュになります。あるものを工夫すれば、いつもとは違う新たなメニューが広がります。

子育ても同じです。○○があったら上手く育てられたのに。○○を習っておけばできたのに。○○したからできなかった。お父さんが○○してくれたらよかったのに。と、
思わず『のに』が出てきます。あってもなくても、幸せを求めるのです。

「幸せとは探すものではなく見つけるもの」
廃材でおもちゃを作れば、子どもは創作意欲が湧き出てきます。トイレットペーパーの芯、牛乳パック、ティッシュペーパーの箱を集めての積み木やロボットつくりなどいろんな遊びは広がります。

友人のお子さんが小さい時の話です。りかちゃん人形遊びをするときに、着ているきれいなお洋服はすぐに脱がせ、小さなハンカチをまきセロテープで止めた服装で遊びます。おじいちゃん、おばあちゃんが、りかちゃんの素敵なドレスをプレゼントしてくださっても、彼女はそれを脱がせ、裸にしたりかちゃんに、小さなハンカチをセロテープで巻きつけるのです。彼女は光輝くドレスに見えていたそうです。だから彼女にはそれが一番のドレスだったのです。

『幸せとは探すものではなく見つけるもの』今、目の前にある中に幸せがあります。
それを見つけるのはご自身です。
お子さんの素晴らしさも「ないない」と、探すのではなく、「ある」ものを、ぜひ見つけてくださいね。

 

大和躾(しつけ)伝承学師 辻中公(つじなかくみ)

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