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2026/01/09

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

食物アレルギーについて

あけましておめでとうございます。
皆さんにとって、素敵な一年になりますように! 今年もよろしくお願いいたします。

あけましておめでとうございます。
皆さんにとって、素敵な一年になりますように! 今年もよろしくお願いいたします。

「一年の計は元旦にあり」と言います。
○○をしよう!○○をしたい!○○になりたい! など今年の目標を立てましたか? みんなが美味しくご飯を食べて、元気に過ごせる一年になりますように!

離乳食について、スタートをするタイミングや進め方など、色々と心配すると思いますが、その中でも「アレルギーになったらどうしよう?」「アレルギーにならないように遅らせた方がよいですか?」とアレルギーについての不安を伝えてくれるママやパパが多いです。気持ちはわかりますが、アレルギーを怖がって、離乳食の開始を遅らせるのはやめてくださいね。

「離乳食は、遅らせても食物アレルギーを予防するという効果はない」と言われています。赤ちゃんが予定より早く生まれた、疾患を持っているなどで、医師から離乳食のスタートを遅らせるように指示が出ている場合は遅らせますが、それ以外の赤ちゃんは、5~6か月で離乳食をスタートしましょう。赤ちゃんにアレルギーがあるかもしれないと心配な場合、医師に相談して、5~6か月でスタートできるようにしましょう。

容器包装された加工食品には、アレルギーの原因物質になる食材について「表示義務があるもの」「表記が推奨されているもの」があります。知っておいてくださいね。
赤ちゃんにアレルギーがある・なしに関わらず、表示をしっかり見る癖をつけられると良いですね。推奨のものは表記されないこともあります。また対面販売の総菜は表示の義務がないため、注意しましょう。心配なときは、お店の方に確認をしてくださいね。ただし販売されている方が調理に携わっていない場合、詳しくご存知ないことも。注意が必要です。

表示の義務があるもの(8品目)
えび・かに・クルミ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ)
表示が推奨されているもの(20品目)
アーモンド・あわび・いか・イクラ・オレンジ・カシューナッツ・キウイフルーツ・牛肉・ごま・さけ・さば・大豆・鶏肉・バナナ・豚肉・マカダミアナッツ・モモ・やまいも・リンゴ・ゼラチン

食物アレルギーのタイプ

食物蛋白誘発胃腸症

新生児、乳児に多い。以前は新生児、乳児消化管アレルギーと呼ばれていた。ミルクや母乳中の食物タンパクが原因となり、血便や嘔吐、下痢などの消化管症状が1~4時間後に現れる。卵黄が原因で嘔吐することもある。卵白はよく知られているが卵黄が原因の場合もあるので注意が必要。

食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎

乳児アトピー性皮膚炎がある場合、離乳食スタートまでに皮膚症状を改善できるように治療しましょう。軽度のかさつきがある場合も保湿剤を塗るなどの対策をして、離乳食をスタートさせるまでに改善しましょう。湿疹のコントロールが大切。
なかなか改善しないときは、食物アレルギーが合併していることがあるので、医師に相談を。顔や頭に湿疹があると、食物アレルギー発症のリスクが高くなると言われている。スキンケアは大切!

即時型症状

2時間以内にアレルギー症状がおこるものを言うが、食後30分以内に皮膚などに症状が現れることが多い。皮膚症状が多いが、咳、呼吸困難を起こすこともある。軽い場合は徐々に治まるが、アナフィラキシーショックをおこすこともあるので、注意が必要。気になる症状がある場合、必ず医師の診断を受けること。

花粉―食物アレルギー

・食物依存性運動誘発アナフィラキシー
原因となる食物を食べて、数時間以内に運動したときに症状が現れる。小学生から中高生に多いと言われていて、原因食材を食べただけ、運動しただけでは発症しない。

・口腔アレルギー症候群
生の野菜や果物を食べたときに、唇、口の中、のどがかゆくなったり、ヒリヒリ痛くなったりする。食後5分以内に現れる。多くの果物は加熱処理をすると症状が起こらなくなる。
小さな子どもはうまく伝えられないため、果物を食べたときに口の中がイガイガしたり、かゆくなっていて、気持ち悪いため嫌がっている場合がある。無理強いしないでね。イヤイヤ期だから嫌がってるんだ!と思ってしまうと、一生懸命食べさせようとしてしまいがち。様子を見てあげてね。

赤ちゃんにアレルギーがあるとわかったとき

症状の強さによって、「完全除去」または「食べられる範囲で食べる」ということをしながら進めていきます。ママやパパが勝手に決めたり、念のためではなく、必ず医師の診察を受けて、指示に従います。その上で、離乳食の内容は、必要最低限の除去をしながら、栄養が偏らないように注意をします。

加工品に含まれることが多いため、注意する。加熱すると食べられることも。
肉、魚、大豆、乳製品など、ほかのたんぱく質食材を摂る。

牛乳

加熱や発酵をしてもアレルギーを起こす力は弱くならないため注意する。
カルシウムが不足しやすくなるため、豆腐や海藻類など
カルシウムの多い食材を積極的に取り入れる。

小麦

即時型と運動誘発型の2通りの症状の現れ方がある。米を主食にすれば栄養面に心配はない。米粉パンには、小麦も使用しているものがあるので注意する。
原材料の確認をして、不安な場合は使用しない。
小麦の表示があってもしょうゆなど調味料は、基本的に除去しなくてよい。
完全除去で心配な場合は、かかりつけ医に相談する。

木の実類

木の実類は離乳食に利用することはないと思うが、パンや菓子類に使われていることがあるので、原材料の確認を必ずすること。カシューナッツ、マカダミアナッツは表示推奨なので記載されていない可能性があるため、気をつける。

ピーナッツ

微量でも重い症状を引き起こす。注意が必要。

兄弟の中で、アレルギーがある子がいて完全除去が必要な場合、アレルギーのある子の年齢が小さいと誤食の危険が大きく、兄弟がこぼしたものを拾って食べてしまい、アナフィラキシーショックを起こした例もあるので、一定期間家族で除去することを考えても良いのかなと思います。アレルギーのある子もない子も、一緒に美味しく、楽しくご飯が食べられると良いですね!

次回は、「自分で食べられるようになるために」について、お話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

参考文献:
食物アレルギーのすべてがわかる本  講談社
食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食  主婦の友社
よくわかる食物アレルギー対応ガイドブック  独立行政法人環境再生保全機構
乳幼児の食物アレルギー  診断と治療社

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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