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2025/12/10

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

食と生活リズムについて

こんにちは。今年も最後の月、12月になりましたね。一年があっという間です。
1月に生まれた赤ちゃんは、もうすぐ1歳。あっという間ではありませんね。ママやパパにとって慣れない育児で大変な一年だったでしょう。赤ちゃんとの暮らしを楽しめていますか?

こんにちは。今年も最後の月、12月になりましたね。一年があっという間です。
1月に生まれた赤ちゃんは、もうすぐ1歳。あっという間ではありませんね。ママやパパにとって慣れない育児で大変な一年だったでしょう。赤ちゃんとの暮らしを楽しめていますか?

これからクリスマスやお正月。たくさんの人に出会う機会があるでしょう。ドキドキわくわく...。準備など大変なこともあると思いますが、ぜひ楽しんでくださいね!
帰省中や旅行の時の離乳食は、市販品(ベビーフード)などを利用しても良いと思います。
注意点は、赤ちゃんが食べたことのある食材で作られているベビーフードを選ぶこと。
慣れない環境でも赤ちゃんが美味しく食べられると良いですね。

みなさん最近の生活リズムはどうですか? 夏は朝早く日が昇るので、案外早く起きれていたと思いますが、最近は日の出の時間が遅くなり、起きられない...と悩んでおられませんか? 生活リズムが崩れてしまうと食欲不振になることも。気をつけたいですよね。
今回は生活リズムについてお話します。

朝、赤ちゃんがゆっくり寝てくれていると、ママやパパもゆっくりできるなぁと思ったり、掃除や洗濯などの用事を済ますことができるので「そのままそっとしておこう」ってなっていませんか? 気持ちはわかります。夜泣きがあったりしてママやパパも疲れていると、もう少し自分で起きるまで寝ていてほしいって思ってしまいますよね。でも、起きる時間が2時間以上ずれてしまうと、それまでリズムがついていても、一気に崩れてしまいます。
崩れると戻るまで時間がかかるので、気をつけてくださいね。

睡眠はどのくらい必要かな?

生後2か月くらいまで

一日に16~17時間。そのうち半分は昼間に寝ています。

3か月~6か月

14~15時間。そのうち昼間に5時間くらい寝るので、昼寝は午前と午後2回必要です。

7か月~1歳

13~14時間。昼寝は2~3時間で赤ちゃんによって一回の場合があります。夜に長く寝られていない場合、昼寝はこれより長くなります。

2~3歳

12~13時間。昼寝は2時間前後。この頃から、昼寝は一回になる子が増えます。

4歳

12時間。昼寝は1時間程度。昼寝をしなくても大丈夫になってきます。

5歳~6歳

11時間~12時間。

3歳以降、通園する子が増えますが、3歳児のクラスには昼寝の時間がない場合があるため、夜にしっかりまとめて寝られるように、生活リズムを整えてあげてほしいと思います。小学生で10時間、18歳でも8時間以上の睡眠が必要だと言われています。

睡眠って?・・・ノンレム睡眠とレム睡眠があります。

ノンレム睡眠

脳の深い部分が休んでいる状態。このとき、脳と体の疲労の回復が行われ、成長ホルモンが大量に分泌されます。成長ホルモンは骨や筋肉をつくるので大切ですね。

レム睡眠

目覚めていませんが、脳は活発に働いています。昼間の出来事の記憶の整理と固定が行われ、勉強したことを覚えることができます。また嫌なことは脳の深い場所に整理されるため、思い出しにくくなると言われています。夢はこのレム睡眠のときに見ています。

ノンレム睡眠とレム睡眠は、交互に繰り返され、だいたい90分前後の周期です。子どもは交互のリズムがまだ整っていないため、大人より長い睡眠時間が必要になります。

脳の中でも、脳幹などは、生きていくために最低限必要な機能をつかさどっています。「起きる・寝る・食べる・体を動かす」の生きていくための基本となる部分。0~5歳頃に育つと言われていますので、この時期に生活リズムを整えることはとても大切になります。 起きる時間・食べる時間・寝る時間を毎日同じになるようにしましょう。もちろんズレてしまう日もあるでしょうが、2時間以上ズレないようにね!

1日のスケジュール、どうしてる?

起床時間

寝る時間が遅くなっても、起きる時間は毎日同じに! これけっこう大切です!

離乳食の回数

離乳食3回になったら、授乳は2~3回。卒乳しても1~2歳は1日2回の間食(小さな食事)を準備して栄養の不足がないようにしましょう。

お昼寝

お昼寝は15時までに終われると夜の就寝時間に影響しないと言われています。

毎日同じ生活リズムに整えることは、0歳児では難しい時もあると思いますが、まずは、授乳時間を整えることから始めて、離乳食がスタートするときには、1日の流れがだいたい決まってくると良いですね。3回食になる頃には、何時にどうしているかがすっと答えられるようになっていてくださると嬉しいです。

子どもだけでなく、ママやパパも生活リズムを整えてくださいね。

栄養バランスの整った食事はもちろん大切なのですが、いつ食べるかも免疫力アップには大切だと言われています。毎日同じ時間に食事が摂れるようにしてくださいね。
食事の内容は、「主食・主菜・副菜」が揃うように。主菜のたんぱく質が少なくても免疫力がアップしないので、つい少なくなりがちな朝食、昼食にもたんぱく質食材を摂れるようにしてくださいね。離乳食が3回になった赤ちゃんも毎食たんぱく質食材が含まれるようにしましょう。もちろんご飯などの炭水化物、野菜などのビタミン類も大切です。

インフルエンザに罹患される方も増えていますので、マスク着用、手洗い、うがいで感染予防をしながら、色々な食材を食べて免疫力アップ、元気に過ごしてくださいね!

次回は、食物アレルギーについて、お話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

参考文献:
子どもの食と栄養  医歯薬出版株式会社
はじめてママ&パパの子どもの栄養  主婦の友社
子どもが幸せになる「正しい睡眠」  (株)産業編集センター

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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