こんにちは。急に寒くなってきましたね。10月の中旬くらいまで半袖を着ていたと思うのですが...。気温差も大きく、体温調節の苦手な赤ちゃんや子どもは風邪をひきやすくなります。服でこまめに調節をしてあげてくださいね。
こんにちは。急に寒くなってきましたね。10月の中旬くらいまで半袖を着ていたと思うのですが...。気温差も大きく、体温調節の苦手な赤ちゃんや子どもは風邪をひきやすくなります。服でこまめに調節をしてあげてくださいね。

気温が下がってくると、紅葉の綺麗な季節になります。
赤や黄色の葉っぱやどんぐりを見つけに、公園などにお散歩に行ってみてください。
枯葉を踏みながら歩くと音がしますよね。親子で楽しんでくださいね。
寒くなってくると、体調を崩したときの離乳食や食事をどうしたら良いですか? と聞かれることが増えます。今回は、調子が悪い時に気をつけてほしいことをお話しします。
赤ちゃんや子どもの様子がいつもと違う、機嫌が悪い、発熱している、嘔吐や下痢をしているなどのとき、まずは小児科の診察を受けてくださいね。
不安なまま過ごしていて急変してはいけないので、早めに受診をして、治療を優先に、体調の回復に努めましょう。

食べられる状態であれば、食事の量や形態をいつもとは変えて、栄養の補給ができるようにしましょう。ただし無理に食べさせないこと。水分(電解質や糖分を含む水分)は、しっかりとれるように配慮。食べられない場合でも、水分は少量ずつでもよいので、飲ませてあげてくださいね。赤ちゃんや子どもは脱水になりやすいので注意が必要です。水分も取れない場合は、再度受診してくださいね。

離乳食の場合、いったん中止
体調が回復してきたら、初期のようなおかゆから始め、体調、機嫌、便の様子を見ながら、体調不良になる前のところまで進めましょう。一旦中止をしているので、赤ちゃんの中には、食べることを嫌がる場合がありますが、無理強いせずに、でも毎日必ず食べさせるようにすると、慣れていきます。
風邪のひき始め
栄養を摂り、たくさん寝て体力回復に努めましょう。ひどくならないうちに回復できると良いですね。寒くないように、あたたかくしてあげてください。いつもより一枚多く着せるのもひとつですね。背中を時々確認して、汗をかいているようなら、着替えたり、一枚減らすなどの工夫をします。

※抵抗力をつけるビタミンCやβカロテンを多く含む食材(野菜・果物・いも類に多い)を積極的に摂る
※体力回復のために少量ずつでもたんぱく質を摂る。豆腐・卵・鶏肉・白身魚は、脂質が少なく、消化が良い
※食物繊維が多い食材は、消化が悪いので避ける

下痢
体の水分や電解質が排泄されるため、脱水症状になりやすい。水分をしっかりとることを優先。下痢をしているときは、お茶や水よりも、野菜スープや果汁、経口補水液がおすすめ。ひどい下痢のときは水分のみで、回復してきたら、おかゆやうどんなど、水分が多く、あたたかくて消化が良いものからを与える。
※野菜は小さめに切り、いつもより長く煮ることで消化が良くなる
※たんぱく質は、体力を回復させるために必要。卵や白身魚、豆腐などは消化が良くおすすめ
※食物繊維の多いもの、乳製品、脂肪の多い食品は腸に負担をかけるので避けること

便秘
●生活リズムを整え、朝食をしっかり食べる習慣をつける
●決まった時間にトイレに行く習慣をつける
●我慢せず、排便したくなったタイミングでいけるようにする
※水分が足りないと便秘になりやすい。お茶やお水をこまめに飲む。便秘解消のための水分補給は、お茶や水
※食物繊維をとり、腸内環境を整えることで便秘が解消しやすくなる
●不溶性食物繊維...便のかさを増やし、腸を刺激して排便を促す
野菜や果物、穀類、きのこ類、豆類などに多い
●水溶性食物繊維...便を柔らかくする・腸内の善玉菌をふやす
熟した果物、わかめ、こんにゃく、いも類、大麦などに多い

回復してきて、食欲が出てきたら、消化の良い食事を少量から食べ、徐々にいつものごはんへ。
●少量ずつでも良いので食べて栄養補給を!
●炭水化物(おかゆなど)や野菜から
●柔らかく煮て消化をよくする(生のものは避ける)
●とろみをつけて飲み込みやすくする
●たんぱく質食材は脂質の少ないものを選ぶ
赤ちゃんや子どもの体調が悪いと心配になりますよね。眠い時やおなかが空いているときもぐずぐず言います。でも発熱したり、下痢や嘔吐をしている場合は、小児科を受診してくださいね。お薬をもらって病気の回復に努めます。発熱があっても食欲がある場合は、消化の良いものを用意して食べさせてあげてください。食欲がない場合、無理強いせず、水分補給は忘れずに様子をみましょう。回復してきたら、消化の良いものを少しずつ食べて、徐々にいつもの食事に戻していきましょう。
食事は大切です。一日3食、色々なものを食べることで元気に過ごすことができます。
ママやパパもしっかり食べて、子どもたちの見本になってあげてくださいね。
そして体調を崩さずに、親子で元気に過ごしてほしいと思います。
次回は、食と生活リズムについて、お話する予定です。
~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~
参考文献:
子どもの食と栄養 医歯薬出版株式会社
はじめてママ&パパの子どもの栄養 主婦の友社



















