今年も猛暑日が続き厳しい夏でしたが、ようやく秋の気配を感じる時季となりました。
夏物を片付け短い秋が過ぎ去ると、もう冬はそこまで来ています。年末大掃除をする方もしない方も、今のこの気候の良い時期にある程度のことを済ませておくことをお勧めします。気持ちに余裕もできますし、何より極寒でのお掃除は精神的にも体力的にも厳しく、また、汚れは低温では落ちにくいです。
効率よく大掃除を迎えるためにも、今のうちからやっておくと良いことは「ものを減らしておく」事です。
片付けにつまずくポイントの1つとして「管理できないほどのものがある」にも関わらず「減らすことができない」ことがあげられます。残り3カ月の間に、少しでも多くのものを減らしておくと本当に掃除が楽になります。

まずは「明らかなゴミ」を処分しましょう。乾ききったウエットティッシュ、いらないレシートやDM、汚れが取れなくて着ない服や、穴が空いているのに修繕する気もない靴下はありませんか？
賞味期限切れのものもゴミです。明らかなゴミをすべて捨てたあとは「使いかけのものを使い切って捨てる」「捨てるのはもったいないと感じるものは使って捨てる」です。試供品やホテルのアメニティなど、いつか使うかも......というものの期限を「今」に設定します。いつか、という曖昧な感覚で置いておくと一生使いません。
また、タオルや洋服を捨てるなら、小さく切って使い捨てのウエスにするのも掃除に役立ちます。

「１日３つ捨てる」なども効果的。ものが少ないと家事が楽になります。探し物をする時間や労力も軽減できます。不要なものが減って必要なものだけになると、家事動線の改善もしやすくなります。
使いたいものを出すために、その前にあるものをどかして......という余計な作業を習慣としてされている方もいらっしゃいます。
今一度「これはなぜここに置いてあるのか」と考えてみて、合理的な答えが出なかった場合は場所を変えてみるだけで凄く使いやすくしまいやすくなる事も。

逆に言うといつも出しっぱなしになっているものは片付ける場所がミスマッチしているのです。まずは最初のステップ「不要なものを捨てる」からやってみてください。