マシュマロCLUB

マシュマロCLUB

2025/05/20

子だくさんの整理収納術

家族を巻き込む片付け

片付けを頑張ろうと1人で張り切ると「なぜ私だけが頑張らないといけないの?」という気持ちになる方がいらっしゃいます。
そして、そんな気持ちでやっていてもグチグチと家族に「片付けてよ」「片付けなさい」という言葉が出るもの。
片付けは家族の誰か1人がやれば良いというものではありません。それぞれが身に着けたいスキルです。上手に家族を巻き込むためにどんな声かけやアクションをしたら良いのか。
今回はそんなお話です。

子どもに片付けなさいといってもなかなか出来ません。そもそも何をどうしたら良いかわからない、ということもあります。
ですから、一緒にしよう! と誘って、一緒に取り組んでみましょう。どうしても腰が重いお子さんには「助けて」と言っても良いかも知れません。「片付けしたいけどこれ重たいから助けて〜! 運んでくれる?」とか「綺麗にしたいから手伝ってほしい」など。
そして、手伝ってくれたら「助かったわ、ありがとう」や「綺麗になって嬉しい、ありがとう」など、声かけを。その子の得意分野でお手伝いを頼むと尚良いでしょう。
子どもの持ち物を片付ける際に注意が必要なのは「子どもの持ち物の要・不要は持ち主本人に決めてもらう」です。親が決めない、というのは最重要点です。収納方法は一緒に考えたとしても、要る・要らないは本人に任せます。
また、ご主人に手伝ってもらうのも「相談する」「頼る」(お願いする)と「子どもの前で褒める」が効果的です。「綺麗になったでしょ? パパがやってくれたのよ」「凄いよね」というように、ちょっとのことでも言葉にして伝えます。子どもが片付けた時も同様に、ご主人の前で子ども褒めるのは非常に効果的です。

片付けは自然に身につくものではなく、やり方や手順が大事で、習慣にする必要があります。要るものと要らないものを分け、必要なものだけを使いやすくしまう。そして、使ったらもとに戻す。家族みんなで取り組めると、家族の絆も強まるでしょう。自分のモノの管理は自分でする。その基本ができると、ものだけではなく時間の管理やお金の管理も出来るようになると思います。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

マシュマロCLUB

マシュマロCLUB

マシュマロCLUB TOPに戻る