進級、進学で心機一転、前向きな気持ちでスタートを切っているご家庭もあると思います。新年度が始まったこの時期に、片付けも取り入れてみませんか？
片付けは生活習慣を身につける大切な時間です。楽しく、そして一緒にできる方法をまとめました。

1．片付けの時間を決める
毎日決まった時間に「片付けの時間」を設けます。たとえば、おもちゃで遊び終わった後や、お昼ごはんの前など、一定の時間に片付けを習慣化することが大切です。習慣になれば身体が勝手に動きますし、お子さんにとっても、何をすべきか分かりやすくなります。

2．片付けをゲームに
子どもは遊びながら学ぶのが大好きです。おもちゃを片付けることをゲームに変えてみましょう。たとえば、「10数える間に何個片付けられるか？」や、「おもちゃをお片付けできたら、お片付け表にシールを貼ろう！」といったご褒美を用意してあげると、ゲーム感覚で楽しみながら、片付けを実践できます。

3．おもちゃの収納を分かりやすく
おもちゃを収納する場所を、子どもが簡単に分かるようにしましょう。ラベルを貼ったり、扱いやすい収納箱を使ったりすることで、どこに何をしまうのかが一目で分かるように。最初は一緒に片付けをしながら「これをこの箱に入れるんだよ」と教えてあげると、少しずつ覚えていきます。

4．一緒に片付ける習慣を作る
「一緒にやろう！」と声をかけ、一緒に片付けをすることで、子どももやる気が出ます。お子さんは大人の真似をすることが多いので、親が率先して片付けをする姿を見せることが大切です。「おもちゃが片付いたら、部屋が広くて気持ちいいね！」と、片付けが終わった後の気持ちよさも教えてあげましょう。

5．無理なく、褒めることを忘れずに
完璧に片付けができなくても大丈夫。子どもは成長していく中で少しずつ覚えていきます。「上手にできたね！」「すごいね！」と、できたことをしっかり褒めることで、自信を持ち、はりきって片付けるようになることもあります。

これらのコツを踏まえ、日々の生活の中で、少しずつ一緒に習慣を作り上げていきましょう。自分のものを自分で管理する自立にも繋がります。