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こんにちは。2月はたくさん雪が降りましたね。みなさんのお住いの所はいかがでしたか? 雪遊びしたよーという人はいますか? 子どもたちと貴重な経験ができてよかったですね♪ これから少しずつ暖かくなります。桜の開花予報も出始めて、楽しみですね。
雪が多い地域は、雪解けによる被害もあると聞きますので、気をつけてくださいね。

こんにちは。2月はたくさん雪が降りましたね。みなさんのお住いの所はいかがでしたか? 雪遊びしたよーという人はいますか? 子どもたちと貴重な経験ができてよかったですね♪ これから少しずつ暖かくなります。桜の開花予報も出始めて、楽しみですね。
雪が多い地域は、雪解けによる被害もあると聞きますので、気をつけてくださいね。

幼児食について

離乳食を上手く食べられていますか? 離乳食は1歳~1歳半が完了期です。その後は、大人が食べているものと全く一緒でいいですか? と質問されます。いいよーと言いたいところですが、咀嚼の力や消化機能がまだまだ未熟で配慮が必要なこともありますので、今回は幼児期に気をつけてほしいことをお話します。

幼児期・・・1歳6か月~5歳

(1歳6か月~3歳を幼児前期・3歳~5歳を幼児後期と分ける) 胎児期、乳児期に続き、成長が著しいとき
身長→4歳ごろに出生時の約2倍
体重→3歳6か月~4歳ごろに出生時の約5倍
個人差が大きい。母子手帳の成長曲線に記録をしたとき、ゆるやかにその子なりの増えがみられればOK。以前の計測値と比べて、急激に増加、または減少、横ばいの場合、小児科の先生や保健師などに相談しましょう。

幼児食、どんな時から始めたらいい?

自分でやりたい!という気持ちが強くなる
できることが増えてくる
食事を食べさせてもらうことが中心だったのが、自分で食べられるようになる、まだ上手にできないけれど、手伝おうとすると怒りだすことも...子どもの気持ちを尊重して、時間もかかるかもしれませんが、子ども自身にやってもらいましょう!こぼしてしまったり、手を使ったりしますが、見守りでお願いしますね。
1歳6か月~3歳は、イヤイヤ期と言われる時期のため、食べる量や内容は偏りがちになる。一回だけの食事を見ないでね。一日の中でどうかな? 食事の時間がバラバラではないかな? おやつやジュースが多くありませんか? 大丈夫だよーって言う場合は様子をみましょう。
食事の面で困ることも増えます。食べない・落ち着いて食べられないなど、ママやパパの困り感が強くなります。食べる時間、場所は決まっていますか? ばらつく物など食べにくいものもあるので気をつけてください。

「新奇恐怖」について

新奇恐怖と言って、初めて見たものは嫌がって食べないため、様々な食材を使ったり、お料理を準備してください。必ずしも、子ども自身が食べないといけないわけではなく、家族がおいしそうに食べている様子を見せたり、自分の器にも並べられていることが大切! 少しでも食べたらほめてあげてくださいね!口から出しちゃってもチャレンジしたことをほめましょう。
そのためにも、可能な限り家族一緒に食べましょう。3歳頃になっても子どもだけ先に食べさせ、後からママやパパが食べていると、ママやパパが食べているところを見せられず、偏食が強く、すぐにウロウロしてしまう子が多くなると感じます。
一緒に食べてもらうようにしたことで、食べる量が増え、偏食が減った子どももたくさんいます。ぜひチャレンジを!!

食事で五感を刺激しよう!

見てみよう

どんな料理かな?食材は何かな? たくさん見てみよう
色や形、盛り付け方、家族と同じかな? どんな食器かな?など見ることで食欲を刺激します。動画などを見せながら、ママやパパが食べさせていると、何を食べているか全くわからないので、食事中のスマホやテレビで動画などを見せるのはやめましょう。

匂ってみよう

ごはんの炊ける匂いなど、いろいろな匂いは、一番食欲を刺激すると言われています。
好きな料理の匂いを嗅ぐと、お腹がぐ~っとなったなどの経験はありませんか?
匂いと記憶は結びつきやすいため、食事の最中に怒られた、気分が悪くなったなど、嫌な思いをしていると、そのときの料理を食べなくなることがあります。
食事のときは、無理強いしたりせず楽しい雰囲気だと良いですね!

聴いてみよう

噛むと音がする?しない?など興味をもてるようには声をかけてみましょう。また野菜を切る音、焼ける音、煮ているときの音、色々な音も食欲を刺激します。4,5歳になるとますます興味を持ちます。どんな音がするか子どもに答えてもらうのも楽しいですよね!

触ってみよう

2歳くらいまでは手づかみ食べが主流で大丈夫。やけどをするくらい熱いもの
触らせるのは危険なので、十分な注意が必要ですが、温度を感じるのは大切です。
熱いものはゆっくり食べた方が良い、冷めているとたくさん口に入れても大丈夫だなぁと子ども自身が経験できるチャンスを!できるだけ小さいときから触ってみることで、手が汚れても、後から洗えば大丈夫と知ることも大切。また、スプーンやフォーク、お箸を使ってみることで、食べ方はどんどん上手になり、5歳児くらいになると、お箸が使えることで得意顔をして、一生懸命食べるようになります。
上手だねぇとたくさんほめてね!

味わってみよう

最後に食べて味わうことで、五感全てを刺激します。五感全てを刺激できるのは、食事だけと言われています。そして甘味、酸味、塩味、苦味、旨味の五つの味を覚えることで、食の幅が広がっていきます。酸味や苦味は、自然界では腐っていたり、毒があったりするときの味になるので、子どもは嫌がります。トマトの酸味、ピーマンの苦味などがトマトやピーマンを嫌がる子が多い理由ですね。慣れて食べられるようになるので、料理に使っていきましょう。

幼児期は脳の発達も著しいときです。どんどん五感を刺激して、良い記憶がたくさんできると良いですね!良い記憶が増えると、食事を待ち遠しく思うようになります。
2歳くらいから、トマトのヘタ取りなどの簡単なクッキングに参加してもらうのも、食欲を刺激します。認めてもらえたー!という子どもの自信にも繋がります。
幼児期って、なにもできないように見えて、たくさんの可能性を秘めています。
色んな事を吸収して、できるようになるので、食事を楽しみにして、食べることを好きになれるように親子で楽しんでくださいね!

次回は、おやつについてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

参考文献:
よくわかる小児栄養  ミネルヴァ書房
子どもの食と栄養  医歯薬出版株式会社

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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