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2025/01/10

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

食べることを嫌がる小さな子どもたち

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
みなさんにとって、素敵な一年になりますように!

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
みなさんにとって、素敵な一年になりますように!

年末年始、どのように過ごされていましたか? おじいちゃんおばあちゃんに会いに行った人、お友達家族と遊んだ人。家族でゆっくり過ごした人。それぞれ思い出に残るお正月だったらいいなぁと思っています。子どもたちは「大きくなったねぇ」「お利口さんだね」なんて言いながら、可愛がってもらえたことでしょうね。

いよいよ冬本番、寒くなりましたね。雪が降ることもあるでしょう。暖かい格好をして、たまにはお外で遊んでみてね。
インフルエンザも流行っているようです。手洗い、うがい、マスク着用で予防しましょう。
主食・主菜・副菜とそろえて食べること、一日三食食べること、睡眠をとることで風邪をひきにくい身体作りに繋がります。心も体も元気に、冬を乗り切りましょうね!

1歳を過ぎてくると、体力がついてきて、お家の中でずっと過ごしていると、お昼寝をしなかったり、夜がなかなか眠れない子が出てきます。またお腹があんまり空かなくて、食事量が減ってしまう子も...
そんな時、晴れた日にはお外を散歩したり、天気が悪くても子育て支援センターなどの施設に遊びに行ってみるのもおススメです。体を使って遊べると良いですね。お腹が空く体験を! こども園などに行っている場合、お休みの日も同じ生活リズムで過ごせるように心がけてくださいね。

離乳食の間は、喜んで食べていた子も、1歳6か月頃から始まる「イヤイヤ期」のタイミングで「食べなくなった~」と悩まれるママやパパに出会います。みなさんはどうですか?

「食べない」と心配になることありますか?
「うちの子、食べないなぁ」と思う時ってどんな時ですか?

今までたくさん食べられていたのに、食べる量が減った

体調はどう?元気かな? 食べる量は、日によっても変わります。

とにかく食べる量が少ない

離乳食の頃からずっと? 少食な子の場合もあります。食べる量が少なくて、食事の時間じゃないときに、お腹が空いて何か欲しがる?

同じ年齢の子と比べて、食べる量が少ない

体格に差はないかな? 体格が同じくらいでも、食べる量は個人差があるよ

食べる量が多い日と少ない日がある

たくさん食べられた翌日は、少なくなることもあるよ

ごはんばかり食べる・おかずばかり食べる

ごはんから食べて、おかずも少しは食べるのかな? ごはんだけ、おかずだけで終わるのかな?

食べるものが決まっている・特定の食材を食べない

食べることだけに、こだわりがあるのかな? 他にも気になることがある?

味によって食べない

甘味・塩味・旨味を感じられる食材や料理は食べられるけど、苦味・酸味を感じる食材や料理は、慣れないと食べられないよ。色々な食材、料理を用意してみて

自分で食べるのを嫌がる

ママやパパ、忙しくて一緒に食べていない場合、食べさせてって言うと側に来てくれるので、かまってほしいときに言うこともあるよ。
弟や妹が生まれたときも「かまってちゃん」になるよ

ママやパパの思う量(用意した量)を食べない

食事の量の目安をネットや雑誌、資料から知ることができる為、きちんと量って準備をしていると、用意した量を食べないと栄養が足りなくなる!と心配になっていない?

少し食べたら、ウロウロする・落ち着いて食べられない

小さい子の集中力は10~15分。もっと短い時間でウロウロしてしまうのかな? 食事に集中できる環境かな?
テレビがついている、タブレットやスマホで動画を見せている、おもちゃが散らかったままではないかな? 気になってしまうよね

食事の時間は楽しいですか?

子どもにとってはもちろんだけど、ママやパパにとって食事の時間が「憂鬱な時間」になっていない?
遊びながらはダメだけど、「おいしいねぇ」など
おしゃべりしながら楽しい雰囲気かな? 話すときは、いつも注意になってない?

いつもの食事風景を思い出したとき、思い当たることはありませんでしたか?
食べる量や食べる内容が、日によってまちまちでも、一週間くらい振り返ったとき、色々な食材、料理を食べられていますか? 元気に遊べていますか?

一回のお食事を見たとき、心配になることがたくさんあると思います。
でも、元気に過ごせていて、体重がその子なりに増えていれば、様子を見ていて大丈夫です。
食べる量が減って元気がない場合は、体調不良なので、小児科医の診察を受けましょう。
また、ママやパパから見て、元気にしていて、しっかり食べていると思っていても、体重が増えない場合や、減っている場合は、何か原因がないか小児科や保健センターで相談されることをおススメします。活発に動けるようになってきた子は、今までと食べる量が同じでは栄養が、成長に追いついていないこともあるので、気をつけてあげてくださいね。

食べることは、個人差がとても大きいです。食べなくても心配、食べすぎても心配。
ママやパパは、どうしたら良いのかな?と毎日悩んでいると思います。

まずはママやパパが、「美味しそうに食べているか」「子どもとの食事の時間を楽しみにできているか」「一緒に食べているか」「同じ料理か」「味付けは薄めだけど、同じように盛りつけた料理か」を振り返ってもらえると、子どもたちの食べるヒントが出てくると思います。
子どもたちは、ママやパパのこと、よ~く見ています!話していることも知らん顔して聞いていますよ。

次回は、「離乳食」についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

参考文献:
子どもの偏食外来 いつもの小児科外来や健診で役立つヒント  診断と治療社
子どもの偏食 Q&A ―あるある悩みにどう答えるー  中外医学社
上手に食べるために ―発達を理解した支援―  医歯薬出版株式会社

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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