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2024/11/11

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

食具(スプーンやフォーク)はいつから?

こんにちは。紅葉の綺麗な季節ですね。身近な「秋見つけ」に行ってみませんか?
赤や黄色の葉っぱ、どんぐりを見つけたり、公園の落ち葉を踏んでみたり...
親子で楽しく遊べると良いですね。

こんにちは。紅葉の綺麗な季節ですね。身近な「秋見つけ」に行ってみませんか?
赤や黄色の葉っぱ、どんぐりを見つけたり、公園の落ち葉を踏んでみたり...
親子で楽しく遊べると良いですね。

次のような質問をされることがよくあります。
・いつになったらスプーンやフォークで、自分で食べられるようになりますか?
・お箸は何歳から使えますか?

うんうん。みなさんの気持ちはよくわかります!気になりますよね。
一日も早く、自分で、綺麗に、道具を使って食べられるようになると嬉しいですよね。

さて、赤ちゃんが上手に食べられるようになるためにチャレンジさせていますか?
「手づかみ食べ」はどう? 食べさせていますか?
赤ちゃんが手で触ろうとすることにチャレンジさせられない原因って何でしょうか?

色々なことを考えるとハードルが高いですね 色々なことを考えるとハードルが高いですね

私が考える手づかみ食べのスタートは...

赤ちゃんが手を伸ばしてきたとき
ママやパパが持っているスプーンや器を触ろうとしたとき

手づかみ食べをさせなきゃ!と思って、どんな離乳食を用意するの? と難しく考えてしまっていませんか? もちろんスティックの野菜など持ちやすいものを用意することは大切です。でも、赤ちゃんと接していて思うのは、色々なものをさわって「あれ? これは何?」と感じることは、赤ちゃんにとって、とても大切なことだと思っています。
「おかゆはベタベタ、ねちょねちょするな」
「お茶や味噌汁は、さわれるのに持てないな」
「豆腐は、持つと潰れちゃった」
こんなふうに、たくさんの経験をすることで、「豆腐はそっと持ってみよう!」「お茶は手でつかめないんだな」「おかゆはスプーンの方が食べやすいな」と、赤ちゃん自身が感じることで工夫できるようになります。このときに、ママやパパが、「そっと持つとつぶれなかったね」「上手に食べられたね!」などたくさんの言葉を添えて、褒めてあげると、どんどん上手になっていきます。とにかくたくさん手を使ってほしいです。ママとパパは見守ってあげてね。

手も使うけど、ママやパパが持っている「それ」貸してほしいなぁと思って、手をのばしてきます。スプーンやフォークに興味が出てきたら、さわらせてみましょう!

食べ物が動いても端っこで止まってフォークで突き刺しやすいよ。スプーンが器に沿ってあがってくるので、上手にすくうことができるよ 食べ物が動いても端っこで止まってフォークで突き刺しやすいよ。スプーンが器に沿ってあがってくるので、上手にすくうことができるよ

みなさんの赤ちゃんは、バイバイができるようになってきましたか?

みなさんの赤ちゃんは、バイバイができるようになってきましたか?

バイバイについて バイバイについて

個人差があるので、この通りではない場合もありますが、バイバイをした時どんなふうに手を動かしてるかな? と見ることで、まだスプーンやフォークを上手に使えなくても仕方のない時期なんだと考えてあげて欲しいと思います。何よりも手づかみ食べをたくさん経験させてくださいね。赤ちゃんは、手からもたくさん情報収集しています。そうすると手先が器用になってスプーンやフォークを上手に使えるようになってきます。汚れるけどチャレンジを!
よろしくお願いしますね!

次回は、離乳食を嫌がる赤ちゃんついてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

参考文献:
赤ちゃんが自分で食べていくためのサポートガイド 摂食機能発達のための口・手・こころの育て方  医歯薬出版株式会社
上手に食べるために ―発達を理解した支援―  医歯薬出版株式会社

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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