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2024/07/10

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

生活リズムと食べることについて

こんにちは。暑くなってきましたね。
今年は梅雨入り時期が遅く、大丈夫かなぁと心配していましたが、梅雨入りしましたね。雨の降り方がひどい地域もあるようなので、気をつけてくださいね。また気圧の変化に弱い方、天気に体調が左右される方は、無理をしないように注意して過ごしてくださいね。

さて、赤ちゃんの生活リズムは整ってきましたか? 月齢にもよると思いますが、3~4か月になる頃から、起きる時間、寝る時間を決めて生活できると良いですね。
もちろん、「朝、起きて、着替えて、授乳をしたら、また寝たよ」というのが赤ちゃんです。

決めた時間に起こしたら・・・

おむつの交換、パジャマから日中過ごす服に着替える

カーテンを開けて部屋を明るくする

授乳をする

もし寝たら、そのまま寝かせて大丈夫。部屋は明るいままで。

寝る時間になったら・・・

パジャマに着替える(入浴をして着替えていたら、そのまま)

部屋の電気をできるだけ暗くする

授乳をする

赤ちゃんだけど、朝決まった時間に起こそう!

毎日同じリズムで過ごせているかな?

決まってきたかな?
・授乳時間…一日5~6回が目安(10回以上になると空腹を感じる時間が少なくなるので気をつけて)
・離乳食の時間…1回の時でも、毎日同じ時間に
・起きる時間・寝る時間…特に起きる時間は一定に
・お昼寝の時間

1歳を過ぎた子どもたち、いつも同じかな?

起きる時間(陽にあたる)…着替える、カーテンを開け、部屋を明るくする

3回の食事の時間(朝・昼・夕)…主食、主菜、副菜を揃える

1~2回のおやつ(補食)の時間・量…1日200kcal以内、食事を補うもので

食べる場所(座って食べる)…食事、間食、お茶を飲む時、家ではいつも同じ場所(椅子)に決めておくと、子どもはわかりやすい

寝る時間と場所(できるだけ暗くする)…パジャマに着替えよう

一日の流れ

幼児の一日の流れ

乳児の一日の流れ

「寝かしつける」からではなく、「朝きちんと起こす」からやってみよう

午前中に外遊びや散歩など、太陽の光を浴びる時間をつくろう

お昼寝は3時までに終われるようにすると、夜寝る時間に影響しにくく、いつもと同じ時間に寝ることができる

ママやパパは、ゆっくりしたい時もあると思いますが、毎日できるだけ同じリズムで過ごすことで、「しっかり母乳やミルクを飲めるようになる」「離乳食を食べられる」「家族と同じご飯を食べられる」「食事を楽しみにできる」そして「食べることが好き」になっていきます。いつもの食事時間になると「お腹が空いた~」と教えてくれるようになると嬉しいですね。

初めての食材、形状の離乳食を食べる時は、少ししか食べることができなかったり、イヤイヤ期の子ども達は、毎日食べる量、中身に偏りがあってとても心配になると思います。
でも、食べたくない時もあるかな? と考えて、子どもや赤ちゃんの喜ぶ食べ物ばかり出す、それが嫌ならこっちにする? などと言って、あとから色々出したりせずに、「今日はこれ」で良いと思います。食事時間も長く座ることがまだ苦手なので、嫌がる日は早めに切り上げることも大切です。気持ちを切りかえて、次の食事時間に食べることを楽しんでくれると嬉しく思います。

次回は、食物アレルギーについて、お話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

参考文献:
子どもの食と栄養 健康と食べることの基本  医歯薬出版株式会社
はじめてママ&パパの子どもの栄養  主婦の友社

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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