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2024/06/20

子だくさんの整理収納術

自分にとっての「最低限」を知る

ものが増えて困る、片付けられないと悩む方の原因のひとつに「モノの量を把握できていない」ということが挙げられます。それと同時に「最低限どれだけあれば事足りるのか」が分かっていれば安心感にも繋がります。
これらは、意識せず暮らしていると全く知らないまま人生が進んできいきます。知らなくても困らないからです。しかし、これを知ると経済的なゆとりや心のゆとり、時間のゆとりが生まれます。人生がもっと有意義なものになる可能性があります。

今回は「あなたの暮らしにとって」の最低限の数を知る方法です。
非常にシンプルな事ですが、今所有しているものがどれだけあるのか、数えてみてください。
といっても、まともに数え始めると嫌になると思います。輪ゴム一個、テーブル一脚もひとつと数えるのですから。
もちろん、それも考えてみてほしいことではありますが、実際にやって欲しいことは、ゲーム感覚で行う「冷蔵庫の中のものが限界を迎えるまであるものだけで料理する」や、「食糧庫の中の缶詰を使い切る」「日用品のストックがなくなるまで買わない」チャレンジです。

洋服でいえば「本当に気に入っているモノ、少数精鋭でこの夏を過ごしてみる」ことも有効です。洗濯の頻度などで「最低限これだけあれば生活できる」という量を知るために、あえてクローゼットの中の一部の洋服で着まわしてみる。色々な目線で「これだけあれば大丈夫」が分かると、買いすぎや持ちすぎが防げます。
不安の大きさはモノの多さに比例するといいます。ですから、あえて少ないモノでも大丈夫という安心感を得るのです。

数が減ったら、次回の買い替えではさらにクオリティの高いモノや本当のお気に入り、一生モノを手にするようになります。そうなると気分も落ち着き、次々世間の流行を追いかけたりすることがなくなり、心穏やかに過ごせます。
毎日洗濯するから下着は2枚あれば良い、など極端なことをする必要はありません。天気が悪ければ洗濯物を干しても乾かないかもしれないし、体調を崩して思うように家事が進まない事があるかもしれません。そういった保険を含めて安心して過ごせる必要最低限を探します。

あり過ぎる不満をもつより、ないなりの工夫が出来るほうが生活スキルは高いです。
数にこだわる必要はありませんが、お皿は最低これだけあれば十分、下着は◯枚で良い、が分かっていれば無駄買いも家事負担も減らせます。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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