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2023/12/11

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

小さな子どもたちが食べることを好きになるために

こんにちは。すっかり寒くなり、各地で雪が降り始めましたね。みなさんのお住いの地域はどうですか? 私はそろそろスタッドレスタイヤに交換です。
インフルエンザが流行っているようです。気をつけてくださいね。
毎日しっかり「食べる・寝る・遊ぶ」で、体力をつけて元気に冬を乗り切ってください。

こんにちは。すっかり寒くなり、各地で雪が降り始めましたね。みなさんのお住いの地域はどうですか? 私はそろそろスタッドレスタイヤに交換です。
インフルエンザが流行っているようです。気をつけてくださいね。
毎日しっかり「食べる・寝る・遊ぶ」で、体力をつけて元気に冬を乗り切ってください。

コロナが5類になって、初めてのクリスマス、お正月がもうすぐです。

イルミネーションを観に行くときは防寒対策をお忘れなく。早めの帰宅で。
帰省する方、旅先でお正月を迎える方、我が家にお客様を迎える方。それぞれ久しぶりなお正月の過ごし方を計画されていることでしょう! 楽しみですね!

赤ちゃんや小さな子どもが一緒の場合、無理のない計画を立て、時間に余裕を持って移動をしましょう。できるだけ普段の生活リズムに近い生活が送れるように配慮してあげてください。例えば、食事の時間や寝る時間(お昼寝)です。つい夜更かししちゃいそうですが、眠たそうにしていないかな? と気にかけてあげられると良いですね。
食事については、ベビーフードなどの利用もOKです。普段利用しないものを準備する場合、その時になって「食べない!」と焦らなくてすむように、赤ちゃんの慣れた環境で一度食べさせておくと安心ですね。

小さな子ども達は、知らない場所に行ったり、知らない人が遊びに来ると落ち着かず、眠れなくなったり、食べられなくなったり、逆に食べすぎてしまう子もいるでしょう。慣れた食べ物や、おもちゃ、絵本などがあると安心できますね。お出かけの場合、少し荷物が増えてしまいますが、小さな子どもが安心できるものを準備してあげてください。この洋服や靴が落ち着く! という子もいます。せっかくのお出かけだから...とおしゃれをしたい気持ちはわかりますが、せめて行きの道中は慣れた服や靴だと良いなと思います。
あとは、しっかり楽しんできてくださいね~(*^-^*)

さて、離乳食が終わり、幼児食になってきた子どもたち。イヤイヤ期も重なり、食べることを嫌がっていませんか? 少しでも食べてほしい。栄養は足りなくならないのかな? など心配ですね。食べることを好きになるために考えてほしいことをお話します。

離乳食のころは、よく食べていたのになぁという子。離乳食のころから食べる量が少ない子。
それぞれだと思います。最近、「ご飯できたよ~。一緒に食べよ」と誘ったとき、どんな様子ですか? 逃げていく? 寄ってくる? 
「こら~っ!」って追いかけると、楽しくなっちゃってご飯どころじゃなくなるので、ママやパパは、声をかけたら、さっさと座りましょう。

「いやだ~」と叫んで、寄ってこない場合
ちゃんと食べられるようになってほしいからと、注意ばかりしていませんか?
自分で食べたいのに「やってあげるよ」と食べさせていませんか?
子どもにとって、食事の時間は、心地の良い時間、場所ですか?

遊んでいるように見えても、自分で食べるための練習中。3歳くらいまで、手を使って食べる子がいます。「何歳だからスプーンが上手にできる」わけではないので、スプーンもフォークもお箸も用意しましょう。
それでも「手」で食べるかもしれません。
周りの家族の食べる様子を見ながら、色々道具を試しているので、許してね!

やってみて!

一緒に食べる

子どもだけで食べない
(事情があって、ママやパパは食べない場合でも、座ってそばにいてあげてね)

家族みんなと同じ器に、同じように盛りつける


ニコニコ イライラ どちらの顔してる?ニコニコ イライラ どちらの顔してる?

やってほしくないことをしているとき、反応しない。「ダメ!」と短く伝える程度に。
やってほしいことをしているとき、めっちゃほめる!
失敗してもがんばろうとしたことをほめてね!

ママやパパから見て、遊んでいるように見えても、3歳くらいまでの子どもは、遊びながら食べているという感覚はありません。食事と遊びとの区別をつけることが難しいです。ママやパパは、あくまで見守りに徹してほしいなと思います。
子どもは一生懸命食べようとしています。五感を使って、食べ物を感じて、家族の様子を感じて、食べることを覚えていきます。最初から上手に食べられる子はいません。がんばっているときに、「あらあら、また失敗してる」「なんて汚い食べ方なんでしょう」「ママ(パパ)が食べさせてあげるよ」と言われたら、小さな子どもはがっかり...。

見守りは大切で、お世話はいらなくなってきます。自分でなんでもやりたいのが、1~3歳の小さな子どもたちです。ただ、この時期の子どもはあまのじゃくで、自分でやりたいくせに、ママやパパに甘えて食べさせてほしくなる時があります。そんなときは、助けてあげてくださいね。

ママやパパが見守ってくれて、「おいしいね」「がんばってるね」なんて話しかけてくれながらの食事の時間は、子どもにとって居心地の良い場所、時間になっているでしょう。
とても楽しい気分です!
そんなとき、子どもは食べることを好きになっていきます。

お茶もこぼしちゃうけど、コップ使わせてあげてくださいね。
ストローからコップへ... なんでもチャレンジ!
自分でやりたい!やってみたい! の気持ちが強くなるときです。ママやパパから見ると全然できていないんだけど、自分で食べたい気持ちを応援することが、食べることを好きになるきっかけとなり、色々なものを食べてみよう!という気持ちに繋がります。

ママやパパも、体調が悪いときや心配事があって不安なとき、ケンカしているときって、食欲が落ちてご飯を食べられなくなりませんか? またはやけ食いをして食べすぎて...。
子どもも同じ。食事の時間が楽しいと、苦手なものもがんばっちゃいます。
食べることを好きな子どもが、たくさん増えますように!
食べることが好きになると、だんだん食べる量が増えてくる。
食べられるおかずが増えてくる。そして自然と栄養バランスが整ってきます。

次回は、アレルギーのある子の食事についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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