今年はいつまでも暑いと思っていたら急に冬がやってきました。
あっという間に年末が目の前にやって来ましたが、みなさん大掃除はされますか？
片付けができていると大掃除の必要がなくなります。
私は毎年この時期になると、大掃除要らずで過ごすことの快適さと、日々の小掃除の大切さを伝えています。来年大掃除しなくて済むように、いちど徹底的に片付けをしてみませんか？

大掃除というと「住まいの片付けや掃除」をイメージすると思いますが、まず冷蔵庫の中から片付けるのをお勧めします。なぜなら、冷蔵庫が綺麗になると不衛生が改善されて気持ちが良くなるからです。また、冷蔵庫は空間が狭いうえ、いるものといらないものが分けやすいので片付けの練習には最適です。幸いにも寒さが増してきた頃。出したものが傷まないうちに冷蔵庫に戻さないといけませんから早く仕上がります。

冷蔵庫の片付けの前に、準備として掃除道具も用意しておきましょう。私がお勧めするのはセスキ炭酸ソーダ大さじ1を500ml入るスプレー容器に入れて水を入れるだけの「手作り洗剤」です。
重曹スプレーと似ていますが、重曹はスプレー部分に目詰まりを起こす事が多いです。その点セスキ炭酸ソーダはその心配がなく、また、ミントなどの精油を入れると虫除けの効果に加え、さっぱりとした香りに癒されます。

洗剤や布巾も用意したら、冷蔵庫の中身をどんどん出しながらいるものといらないものに分けます。賞味期限が切れたもの、傷んでいるもの、干からびているもの、カビが生えたもの、味が好みではなかった調味料、タダでもらったもの（納得のタレや小分けのケチャップ、マスタードやわさびなど）は不用品として処分するだけでかなりスッキリすると思います。全部出して分けたら掃除をして、いるものだけを使いやすく収納しておしまいです。
冷蔵庫が終わると冷凍庫や野菜室も同様です。冷凍庫は食品が永久保存される魔法の箱ではありません。しっかりと中身の把握をしましょう。
実はこれ、まめにやるだけで食費の節約や食品ロス削減、電気代節約にもつながります。そして、いつも清潔な冷蔵庫がキープできます。

我が家は週に一度、これを実践しています。節約や地球環境にも良い片付け習慣、来年は手に入れてみませんか。