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2023/11/10

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

赤ちゃんが食べることを好きになるために

こんにちは。寒くなりましたね。風邪をひいていませんか? 朝晩と昼間の気温差が大きいので、気をつけて過ごしてくださいね。赤ちゃんや小さな子どもたちは、体温調節が苦手なので、服装で調節してあげてくださいね。
紅葉が綺麗でお散歩するには、良い季節になったので、お出かけを楽しんでくださいね。

こんにちは。寒くなりましたね。風邪をひいていませんか? 朝晩と昼間の気温差が大きいので、気をつけて過ごしてくださいね。赤ちゃんや小さな子どもたちは、体温調節が苦手なので、服装で調節してあげてくださいね。
紅葉が綺麗でお散歩するには、良い季節になったので、お出かけを楽しんでくださいね。

みなさん、赤ちゃんと過ごす中で、「なんでも食べられるようになってほしいなぁ」と思うことはありませんか? でも難しいでしょ? どうしたらいい?と、心配と不安で迷ってしまっていませんか?
今日は、赤ちゃんが食べることを好きになるために、ママやパパにやってみてほしいことをお話します。

健診でお会いするママやパパに「赤ちゃんは、離乳食を喜んで食べていますか?」とよく尋ねています。返ってくる答えで多いものは...
〇喜んでいるかどうかわからない
〇うちの子は、母乳(ミルク)が好きで、食べることは嫌やと思う
〇ちょっとだけ食べて、すぐに嫌がる
〇嫌みたいで、口を開けてくれない
〇食べる時と食べない時の差が大きくて喜んでいるとは思えない

わかります! 赤ちゃんは、「おいしい!」とか「食べられて嬉しい!」って言わないですもの...(^-^; でも、赤ちゃんからのサイン。きっとママやパパなら、見つけられていると思います。
〇抱っこしているときに、ママやパパがお茶を飲んだり、何かを食べると、じーっと見ている
〇離乳食を食べさせるとき、手を伸ばしてくる
〇食べさせようとスプーンを口元に持っていくと、大きな口を開ける時がある
こんな様子を見ることありませんか? 食べることに興味を持ち始めています。
食べることを嫌がっていないと思って、離乳食を進めましょう。

赤ちゃんは、母乳やミルクが大好き。4か月までは、母乳やミルクだけで良いのですが、それでは、いつか栄養が足りなくなってきます。その時に慌てなくて良いように、5か月~離乳食にチャレンジ。最初は、母乳やミルクと全く違う味、食感に慣れなくて、嫌がります。でも、食べることを嫌いになったわけじゃないので、少しずつ練習。強制はしないでね。

「食べるということに慣らす時期だよね~」と割り切り、目標の量に達していなくても、1日に1回・2回・3回と月齢に合わせて食べてみる。3分座れたら、喜ぶ。それが、5分、10分と長く座れるようになってくると嬉しいですね。焦らず、ゆっくり、でも適切な時期にスタートをして、赤ちゃんの様子を見ながら、進めましょう。

食べることを喜んでくれるようになるために、ママやパパにお願いしたいこと

離乳食開始前

・家族が食べているところを見せる(起きていたら、そばに連れてきてあげて「おいしいよ~、今日のおかずは○○だよ」と話しかける
・生活リズム 起きる時間・授乳の時間、だいたい毎日同じに

ママやパパが楽しそうに、おいしいねとおしゃべりしながら食べているときって、赤ちゃんも興味津々!食事の時間が楽しいものだと覚える

離乳食を開始したら

・可能な範囲で家族と同じ時間(1回、2回のときも、兄弟と同じ時間に設定してもOK。夜遅くならないように)
・赤ちゃんの目の前にも離乳食を準備、自由に触っても良い環境をつくる(何もないと向こうの方に置いてある離乳食が気になって、触りたくて、テーブルにあがるようになるので、気をつけて)
・嫌がるときは、早めに切り上げても大丈夫。食べた量が少ない場合、食後の母乳やミルクを、少し多めに飲ませます
・生活リズム 起きる時間・授乳、離乳食の時間 だいたい毎日同じに

初めての味・食感・見たことのないものは、嫌がる。
少量ずつ口に運んで慣らしてあげてね。無理強いは×

離乳食完了の頃

・可能な限り、一日3回、家族と同じ時間に食べる
・まだまだヘタで、ママやパパの助けが必要だけど、自分で食べられるようにチャレンジをたくさんさせてあげてね
・家族と同じ、特に兄弟がいる赤ちゃんは、お兄ちゃんやお姉ちゃんと同じように盛りつける。また、器を同じにすることで、喜ぶ赤ちゃんがいます
・食事の時・お茶を飲むとき・おやつの時間、いつも同じ場所(椅子)で

離乳食後期から手づかみできているかな? 手で触るでもOKだよ
食べさせてもらうことに慣れてしまっていないかな?
赤ちゃんって、案外ママやパパが食べているところを見ています。自分のものと比べていることも...。 離乳食は嫌がったのに、大人のご飯を欲しがり、試しにあげると食べた!という経験はありませんか?
ママやパパが、とても美味しそうに食べていたという事です( *´艸`)
これ、赤ちゃんが食べることを好きになるには大切なことだと思っています。

どうですか? 赤ちゃんは、喜んで食べてくれるようになりましたか? まだわかりにくいかな? 個人差が大きく、食べるという行為に慣れにくい赤ちゃんもいます。
また、同じ赤ちゃんでも、その日の気分や体調で、パクパク食べれることもあれば、二口くらいで「あぁ―!」とぐずって、反り繰り返って怒ることがあります。そんなときは、さっと切り上げて、授乳して離乳食タイム終了。改めて、次の回や翌日に仕切り直し。離乳食タイムが嫌な時間になってしまわないように気をつけましょう。

だんだん食べることに積極的になり、その時間を楽しみに待つようになります。
「ご飯食べよっか?」と声をかけると、赤ちゃんの方から寄ってきませんか?
ママやパパの方へ嬉しそうに寄ってきたら、食べることが好きになってきていますよ。

離乳食の準備ができた時に...
「おもちゃそのまま→椅子に座る→エプロンをつける→手を拭く→いただきます」より
「おもちゃ片付ける→エプロンをつける→手を洗う(拭く)→椅子に座る→いただきます」の順の方が、赤ちゃんは離乳食に集中しやすくなるので試してね!

次回は小さな子どもたちが食べることを好きになるために...についてお話します。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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