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2023/08/20

子だくさんの整理収納術

子ども目線で考えるお片付け

子どもが家にいる時間が長いと、ついつい「片付けなさい!」と口うるさくなりませんか?
注意しても注意してもなかなか片付けてくれない。いつもリビングがモノだらけ。
そんな場合はもしかしたら「収納システム」と「声かけ」を変える事で解決できるかもしれません。
今日はそんなコツをお伝えします。

①収納システムを見直してみる
子どもが片付けてくれない、という原因に「親目線の収納システムになっている」事があります。
たとえば、子どもの力ではしんどい引き出し、手が挟まりそうで怖い扉、遊ぶ場所と片付ける場所が遠かったり、動線が悪かったり。小さなお子さんほど親目線と子ども目線に乖離がある場合があります。そのあたりを子どもに聞いてみて、どこだと片付けやすいか、どんな収納システムだと扱いやすいか、ぜひ聞いてあげて一緒に改善してみましょう。フタ付きの入れ物からシンプルなカゴに変えるだけでも、サクサク片付けてくれる場合があります。

②片付けて!の意味がわからないことがある
片付けなさい、お片付けしてね、と言っても、子どもは何をどうしたらいいか分からない場合があります。この場合、「あった場所に戻してね」や「おもちゃ箱に入れてね」など、具体的に何をどうしたらいいか教えてあげて下さい。その時に「いま出ているおもちゃを全部この箱に入れたらおやつにしよう」や、「いま床に落ちているおもちゃを全部最初にあったところに戻したら、お買い物に行こう」など、次のご褒美行動とセットにすると、「今」やる事ができます。
それでもなかなか片付かなかったり、時間がかかる場合は、①の見直しとセットでやってみるといいでしょう。
大人でも時間がかかって面倒くさいことは、子どもでもやりにくいことです。サッと片付けができるようになるために、簡単な方法はないか考えてみましょう。

片付けは、親子の対話の時間、成長を感じるキッカケでもあります。
自分で立って歩けて、物が掴めるようになったら、箱にポイポイ入れる片付けはできます。
それが徐々に分別したり種類分けしたりできるようになり、自分のものを自分で管理できるように、と変化が見えます。
簡単にサッと片付けが出来るようになると、面倒と思わず、日常生活の中にリセットのタイミングが作れます。そうなると「常に片付いているお部屋」も夢ではありません。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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