小さい子どもの服の管理は保護者の皆様がされていると思います。
ある程度自分で選び、着ることが出来るようになったら、ぜひ子ども自身がクローゼットから選んで、出して、着ることができるように環境を整えてあげてみてください。
その際の注意点をお伝えします。
① 子どもの身長を考える
子ども部屋のクローゼットを使う場合、元々備え付けられている高さのポールが高すぎて物理的に「届かないから取れない」「届かないから使えない」となってしまっている場合があります。可動式であれば、子どもの目線に高さを変えてあげてください。動かすことが不可能であれば、元々あるポールから紐を垂らして子どもの目線の高さで即席でポールを作ってあげたり、ある程度の重量に耐えられるような、衣類用の突っ張りポールを使うのもおすすめです。② 子どもの力加減を考える
引き出し収納を使う場合、稀に引き出すのにコツがいるものや重くてなかなか開けにくい引き出しを使っている場合もあります。軽い力でレールがスムーズに動くものや、子どもの力でも軽く引き出せるような、ストレスのかからないものを選んであげてください。子どもの性格や能力に応じ、子ども自身にどれがやりやすいのか、使いやすいのはどっち?など聞きながら模索してみてください。③ 子どもの好きな服を考える
引き出しは、開けたらどこに何があるか、ひと目でわかる畳み方や収納にしてあげてください。たまには「その組みあわせ?」と言いたくなることや、いつも同じものを選んで他の洋服も着てほしい、などもあるかもしれません。その場合は、子どもが「なぜいつもその服を選んでいるのか」理由を聞いてみたり、観察してみてください。素材が気持ちいいのか、デザインが好きなのか、着やすいのか。観察する事で次に服を買う時の失敗も防げるかもしれません。
子どもが自分で洋服を選び、着られるようになったら自立に繋がりますし、おうちの方の労力も減り一石二鳥です。
自分でできた!という成功体験を得た時は是非沢山褒めて次に繋げてみてくださいね。