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2023/05/01

ママに贈る魔法のメッセージ

ねじれのない生活

日本の古き良き躾(しつけ)、昔から伝わる智恵を伝承している、やまとしぐさ伝承学師範の辻中公(つじなか くみ)です。

日本では、食事などの所作法の型(かた)、季節の祭事の型を通して、生き方や心の育み方を伝え残してきました。
そんな暮らしの中で古くから伝え残されていきた「型」を、「やまとしぐさ 」と命名し、その型の意味を皆様にお伝えしています。

さて、今回ぜひ知っていただきたい「やまとしぐさ」は、「ねじれのない生活」について。

素直な子どもは、心身ともに健やかに成長します。大人だってそうです。
ひねくれていると、物事がうまく進みませんから、素直が一番です。
そこで、今回ぜひ知っていただきたい「やまとしぐさ」は、素直になるための方法で、「ねじれのない生活」について。

いつも目にするものや、習慣、体のねじれを無くすように心掛けましょう。
ねじれている生活は、心もねじれて、素直じゃなくなり他人を信頼できなくなるからです。

目に見えるものは真っ直ぐに置いてみましょう。テレビはコーナーに置かないでまっすぐ置く。家具や玩具箱、机が斜めに配置されていないか確認して下さい。

履物は真っ直ぐに揃えて置く

①前を向いて脱ぐ
②しゃがんで履物を揃えます
③その時、かかと、つま先を合わせて揃えます

そうすると、見た目もスッキリしますし、整える時に心もスッキリするのです。子どもの頃から、「スッキリする」体験を積み重ねていると、感情も穏やかになります。

挨拶をするときは

①立ち止まる
②真っ直ぐに相手の方へおへそを向けて立つ
③目を見て挨拶をする

毎日の習慣は、性格の土台になりますので、気持ちよく挨拶をする習慣をつけて下さい。

椅子に座るときは

①足を組まない
②足裏を地面につける
③腰骨を立てる
④頭のてっぺんを天に伸ばすように座る

食事をするときは

①配膳するときのお箸は真っ直ぐ、自分と並行に置いてから
②「いただきます」の挨拶をして下さい
③膝をつけずに飲食する

ちょっとしたことに気を配ると、ねじれのない生活になります。
やまとしぐさは、子どもだけでなく大人もぜひ取り組んでください。ねじれは、体にも関係しますので、腰痛や肩こりの改善にも繋がります。

やまとしぐさ伝承学師範
辻中公

辻中つじなかくみやまとしぐさ伝承師範

辻中 公

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