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2023/04/20

子だくさんの整理収納術

子どもの片付けを邪魔する親の心理

新学期を迎えて、心機一転やる気が出るお片付け。この時期に片付けに取り組む親子も多いと思います。子どもは素直ですし、上手にファシリテイトしてあげると結構サクサク進むことが多いです。しかし、順調に進む片付けを意外と親の一言で阻害してしまう場合も。

今回は子どもと一緒に、子どもに判断させながら進める片付けの際に親が気をつける点についてです。

子どもが自分のものを「要らない」と判断しても「え?いいの?」「それはまだ綺麗だけど」「全然使ってないのに?」と聞いてしまう親御さんも多いです。
綺麗なものや高かったものを捨てられないのは、人の心理としてあるものです。しかし、使ってないものを取っておくことの損害もあります。不要でしたら手放す方が良いでしょう。
「もったいない」とは「捨ててはいけない」という意味ではなく、そのものの性質が生かされていない状態。あるのに使っていない、が1番もったいないのです。
使っているか、使っていないか、で考えてみましょう。

子どもは高いか安いか関係なく、いるかいらないかで判断してくれます。子どもを先生にして判断の手伝いをしてもらうのも楽しいかもしれないですね。
また、子どもの作品などを捨てられない理由の一つに「子どもがせっかく作ってきたものを捨てるなんて、ひどい親」という気持ちになる方もいらっしゃいます。しかし、そんな事はありません。なんとなく捨てられないから、としまいこんで劣化させていくより、スッキリと手放す方が良いですよね。そもそも、子どもに関わる全てを「思い出」として取っておくのは色々な意味でかなり不可能に近いです。捨てる=冷たい親、ではありません。

どうしても捨てられないという方には写真に残す方法をおすすめしています。子どもさんと一緒に作品の写真を撮って思い出にします。
ですが、この写真もいつまでもパソコンのデータの中に大量にあるのでは結局同じこと。
写真に残す場合は年に1回、など定期的にフォトブックなどにしていつでも見られる場所に置くようにしましょう。
繰り返しますが「しまい込む」では意味がありません。「ある」ものは活用しましょう。
捨てる事は悪い事ではありません。
理想の暮らしを手に入れる、やりたいことをスムーズに進めるためには必要な事です。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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