こんにちは。一年で一番寒い頃ですね。1月にたくさん雪が降りました。みなさんのところはどうでしたか? 生活に影響はありませんでしたか?
雪が降って子どもたちは喜んでいたかな? 今しかできない遊びができていたらいいな。
寒いので体調には気をつけてくださいね。コロナやインフルエンザも流行っているようですし、感染対策をして、みんなが元気に過ごせますように。
赤ちゃんは、離乳食を喜んで食べていますか? 少しずつ進んでいますか?
少し前にも、離乳食を嫌がるときについてお話をしていましたが、みなさんとても悩んでおられるようで、最近また質問されることが増えてきました。暑い時期で食べにくかったのかなぁと思っていたら、涼しくなってきても食べなくて...。
嫌がっているのかな? 私の作る離乳食が美味しくないのかな? など色々と心配になって、離乳食を進められないと話されます。
今回は、日々たくさんのママ達から相談を受ける中で感じていることから、みなさんの離乳食に対する悩みが減ることに繋がれば...と思うことをお伝えします。
悩むきっかけになったことで多いこと
〇みんな真面目に、一生懸命取り組もうとして、たくさんの情報を取り入れている
〇兄弟が少ないなどの理由から、小さな子どもと接する機会が少ないまま、親になったことで、どうしたら良いのか不安になってしまっている
〇身近に、気軽に相談する人がいない
本やネットで簡単に調べられる→知識が豊富になる
→本の通りにいかない→どうしたらいい?→不安になってくる
「〇か月になったら、〇〇を、〇g食べさせないと!」と思っていませんか?
それはとても大切なことだと思います。だけど...
赤ちゃんは機械ではないので、本の通りにうまくいくこともあれば、そうでないこともあって当たり前。「そんな時もあるよね」と思ってもらえる時があってもいいかなぁと思います。
離乳期に少しずつ前に進んでいくために
〇まず、持っている資料に沿ってやってみよう! (ママやパパの安心に繋がる)
この時は、本の通りに作ってみる、食べさせてみる、重さもきちんと量ってみる
どうだった?
〇友達やおばあちゃんに教えてもらった通りにやってみる
どうだった?
赤ちゃんが喜んで食べてくれていたら、しばらく続けてみよう!
うまくいかない
赤ちゃんの様子をみてみよう
体調が悪い、眠いなどの理由からご機嫌が悪く、ぐずぐずと泣いているとき、夜中に何度も起きて授乳をしたとき、前の離乳食、授乳から1~2時間しか経っていないとき
・・・お腹も空かないし、食べることを嫌がるよ。
最初は食べる量が少なく、ママやパパに抱っこされている方が安心して食べるよ。
腰が安定するように抱っこしてね。このとき腰が落ちて、体が半分に折れてしまわないように気をつけて! 無言で食べさせたり、不安そうな顔やイライラした顔をしていると赤ちゃんは、敏感に反応して不安になり、食べることを嫌がってしまうよ。
夜寝る時間が遅くなっても、朝は毎日決まった時間に起こそう。だんだん一日のリズムが整ってきて、食べられるよ。授乳の時間の一回を離乳食タイムに。(大きくなると2回、3回になる) 離乳食を食べて、すぐ後に母乳かミルクを飲んでね。離乳食の量が増えてくると、母乳やミルクを飲む量は減ってくるよ。
7か月(離乳食の中期)になってくると、赤ちゃんそれぞれ飲む量も変わってくるし、同じ赤ちゃんでも日によって変わるので、一回ずつ心配するのではなく、今日はどうだったか?最近どうかな?と考えてみてね。
離乳食を食べる量や中身について、毎日少しずつ進む赤ちゃん。ぐっと進むときと全く進まないときを繰り返しながら進んでいく赤ちゃん。一歩進んだと思ったのに逆戻りをしてしまって...とゆっくり進んでいく赤ちゃん。
1~2か月ごとに体重を量ってみて、成長曲線に沿って増えていたら、心配しすぎないようにしましょう。
離乳食を進めていく中で、嫌がることはあると思います。この時期は、味が嫌ではなく、食べ慣れないことから嫌がったり、お腹が空いていない、眠い、食べにくい姿勢になってしまっているなど様々な理由があります。ママやパパが焦らないことも秘訣かなぁと思っていて、1か月前より、食べられる食材の種類が増えた! 食べる量が増えた!というようになっていれば大丈夫。本の通りじゃなくても、赤ちゃんのペースで、食べることを好きになっていってくれれば、良いなぁと思います。
離乳食の回数が3回になる頃、家族そろって食べる機会が増えると、赤ちゃんがたくさん食べるきっかけになることがあります。きっとママやパパが美味しそうに食べているのでしょうね(*^-^*)

次回は、幼児期のおやつについてお話する予定です。
~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~