寒い時期になると出かけるのも控えたくなったり、家で過ごす時間が増えませんか？
この時期おすすめの片付け場所はズバリ「冷蔵庫」です。
年末に向けて大掃除される方も多いと思いますが、意外とスルーされがちで、でもやってみたらかなり不用品が出てくるのが「冷蔵庫」です。
今日は冷蔵庫の片付けについてお伝えします。

大前提として、冷蔵庫はモノを永久保存できる魔法の箱ではない、と言うことを頭に置いてください。入れて扉を閉めてしまえば安心、ではありません。
特に冷凍庫はそんな風に捉えられがちですが、冷凍庫も同じです。
賞味期限や消費期限を守ることや、そもそも入れなくてはいけないモノを入れていなかったり、入れなくて良いモノを入れていたり、と言う事があります。
代表的なものとして、小麦粉をはじめとする「粉物」は封を開けたら常温保存では虫が湧きます。お醤油なども開けたら冷蔵庫です。食品の「開封後の保存方法」が要冷蔵なのか、常温保存か、どのような表示になっているのか是非一つずつ確認することをお勧めします。
冷蔵庫と言っても片付けの手順は他と同じです。

①全部出す（全て出せたら掃除もしてみてください）
②必要なものと不要なものを分ける（賞味期限の確認や、口に合わなかったものなどは処分）
③必要（食べる、使う）ものだけを取り出しやすい場所やポケットにしまう

です。
ドアポケットに卵置きがある冷蔵庫も多いですが、卵は温度の変化や振動に弱いので、ドアポケットよりも奥の棚に置く方が良いそうです。また、他の収納同様8割収納を心がけ、2割の余裕をあけておくのも忘れずに。

それぞれのご家庭によって定番やよく使うものは違うと思います。
分かりやすいようにカゴにまとめて名札をつけるもよし、定位置を大まかに決めて置くのもよし。スーパーの冷蔵の棚は良いお手本です。同じものは賞味期限の早いものから手前に、一列に並べるのも良いですよ。
是非使いやすい冷蔵庫をカスタマイズしてみてください。使いやすい冷蔵庫が出来ると食品ロスも大幅に減らせます。そうなると食費も節約になりますよ。