こんにちは。元気に過ごしていますか? 今年最後の月になりました。
どのような一年でしたか? 赤ちゃんの離乳食が始まり、慣れない離乳食作りにてんてこ舞いだったママやパパもいるかな?
コロナの感染者が増えています。インフルエンザに罹る方も増えると予測されているので、手洗い、うがい、消毒、場所によってマスクの着用をして、感染防止に努めましょう。

こんにちは。元気に過ごしていますか? 今年最後の月になりました。
どのような一年でしたか? 赤ちゃんの離乳食が始まり、慣れない離乳食作りにてんてこ舞いだったママやパパもいるかな?
コロナの感染者が増えています。インフルエンザに罹る方も増えると予測されているので、手洗い、うがい、消毒、場所によってマスクの着用をして、感染防止に努めましょう。
大人も子どもも、赤ちゃんも生活リズムを整えて、しっかり食べ、しっかりと寝ることで免疫力がアップして、元気に過ごすことができます。
みなさん、離乳食をきちんと準備したいと思って、栄養は足りていますか? これで大丈夫ですか?と質問してくださいます。確かに離乳食のときから栄養バランスが整っていることは大切です。どんな点に気をつけると良いかお話をします。
栄養バランスが良いって、どういうこと? 知っていますか?
ママやパパの食事でのことで、まず知りましょう。
主食をひとつ・主菜をひとつ・副菜をふたつ、揃えることで栄養バランスが整います。
【気をつけること】
〇副菜のうち、ひとつは野菜だけで作る
〇野菜は、葉物、実の物、根菜など、また色の濃い物、淡い物など色々と組み合わせる
〇油を使う料理ばかりにしない(ドレッシング含む)
〇たんぱく質は、肉(牛、豚、鶏など)・魚(白身、赤身、青背など)・卵・大豆、大豆製品・乳製品など、毎食どれか、同じ種類に偏らないように使う

【離乳食初期】
・10倍かゆからスタートして、少しずつ量や食材を増やしていく時期
・食べることができる食材の種類も少なく、栄養バランスを揃えるのは、難しい
・毎日決まった時間に、食べる練習をする
・初期に使える食材を、少しずつ練習する
・離乳食をスタートして、2週間経つ頃から、たんぱく質を取り入れる
・アレルギーが心配で、たんぱく質を試していない人がいるが、怖がらずに始める
もし、気になる症状が出たら、かかりつけの医師の診察を受けましょう

【離乳食中期】
・食材の種類が増えてきましたか?
・増えてきたら、主食ひとつ・主菜ひとつ・副菜ひとつ
大人のようなおかずは、まだですが、まず揃えてみることが大切
主食になる・・・7倍かゆ・パンがゆ
主菜になる・・・白身魚・赤身魚・豆腐・ヨーグルト
副菜になる・・・野菜



【離乳食後期】
・食材の種類はどんどん増えていますか?
・この頃からは、積極的に「主食・主菜・副菜」揃えましょう
・おかゆ・肉や魚などたんぱく質のおかず・野菜のおかずと分けて盛り付ける
おかゆに野菜などを混ぜると、食べやすくなることがありますが、
おかずは、かたくり粉などで、とろみをつけることで食べやすくなります。
できるだけ、おかゆとおかずは、別々に盛りつけて、白いおかゆが食べられるように練習しましょう。
離乳食の時期に、栄養バランスまで考えていると、準備がめんどくさいなぁと思うこともあるでしょう。難しく考えずに、赤ちゃんに何を食べさせたいか、何を食べられるようになってほしいか、何の食材が練習できているかを考え、「まずおかゆ。おかずは魚にしようか肉にしようか、または卵? 野菜は、何にしよう。大根にしようかほうれん草もあったなぁ」などと考えて準備し、これらを別々に盛りつけると、主食、主菜、副菜と揃う形になってきます。そうすると、自然と栄養バランスが整ってきますよ。
もちろん、エネルギー量は合っているか? カルシウムは足りているか? など細かく考えると毎日合わせることは難しくなってしまいます。栄養価まで考えるのは、ひとまず置いておき、主食になるもの、主菜になるもの、副菜になるものを準備しましょう。
単品であっても、毎日工夫をしているうちに、大人の食事のバランスも整い、離乳食後期から、「ごはん(おかゆ)とおかず」になっていくと思います。
受け入れの良い離乳食のうちに、野菜は多くの種類を経験してほしいです。後期以降、たんぱく質、特に肉、魚、卵のような動物性たんぱく質の摂取量の少ない子に、体重が増えにくい子がいるので、たくさんの量でなくて構いませんので、積極的に取り入れてくださいね。母乳の赤ちゃんは、鉄が不足しやすいので注意が必要です。
食べたもので、体は作られます。色々な食材を使っていくことで、微量栄養素も摂れ、元気に育ってくれると思います。さあ、ママやパパは、今日何を食べますか? 赤ちゃんに回せそうな食材はありませんか? 親子揃って元気に過ごすためにも、色々なものを食べてくださいね。

次回は「離乳食がなぜ大切なのか」について、お話をする予定です。
~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~
参考文献:
あわてず ゆっくり 離乳食 芽ばえ社