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2022/08/20

子だくさんの整理収納術

家の中に何個のものがありますか?

皆さんは、ご自分が所有している「もの」の数を意識されたことはありますか?
片付けの世界では、大きさにこだわらず全てのアイテム数を数えます。例えば、ボールペン一本でもピアノ一台でも「1個」と数えます。
私たちは普段の生活で必要なものを手に入れて暮らしているわけですが、実は人間1人が1,000〜1,500個ものものに囲まれて生活していると言われています。4人家族だと4,000〜6,000個のアイテムが家の中にあるということになります。
これは物欲のないかたの生活に必要なものの数ですので、ものが多いと自覚している方は、この何倍もの数のものを所有している可能性が高いのです。

面白いデータがあります。「裕福な家庭とそうでない家庭を比べると、ものの数は裕福な家庭の方が3割程度少ない」んだそうです。
ものの数が多いと、片付けや掃除全般の負担が大きくなります。
イメージてしてみてください。掃除機をかけようと思って床に散らかったものを片付けようと思った時、10個のものを片付けるのと、30個のものを片付けるのでは全然違います。
そして、「めんどくさい」「これいるの?」と思っているその「もの」もお金を出して買ったものだったりするのです。

今あるものを本当に必要か吟味して手放すという行動は、これからの不用品を買うことの予防になります。これを買わなかったら手元にいくら残っていたのだろう? と考えると、かなりの額になることもあります。
ものを手放すことは、目に見えてスッキリ感を得られます。そして、掃除や片付けが楽になったと感じることができるでしょう。
ただし、他の家族のものを勝手に捨ててはいけません。それぞれのものの持ち主が要不要を決めます。

二学期に向けて、良いスタートを切るためにも家族で「手放す」「捨てる」をやってみませんか? 私は「1日最低3つ捨てる」ことをおすすめしています。もちろんそれ以上捨てるのも良し。
この時、ノートに捨てた物を書いていくと反省出来ますし、次から手に入れないでおこうという意識も高まります。
本当に必要なものだけに絞ることができたら家もスッキリ、家事負担も軽減。身も心も軽くなりそうですね。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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