片付けは「部屋が綺麗になって気持ちいい」「いつでも人が呼べてインスタ映えする家って素敵」「片付けでお金が貯まった」などに目が行きがちですが、実は安心して心穏やかに暮らす事にも一役買ってくれます。 床にモノが散乱していると、モノを踏んだり、つまずいてしまいませんか?普段暮らしの中でもそんな"プチ危険"が潜んでいます。 特に小さいお子さんのいる家庭では、小さなブロックを踏んで怪我をした、落ちているものを子どもが飲み込んだ、など気をつけないといけないポイントもたくさんあります。 3月には再び東北で大きな地震がありましたが、万が一災害が起こった場合、家が散らかっていると、さらにひどい状況に陥ります。ケガをするだけではなく、防災グッズをすぐに取り出せなかったり、もしかしたら家具やモノが散乱して玄関から外に出られなくなる可能性もあります。 あってもなくても良いものをしまっていた収納棚が倒れてきて怪我をしてしまう、ドアが開かなくて逃げ遅れてしまう事を想像してみてください。 普段から防災意識を持っておきたい所ですが、緊急でないとなかなか「備え」のための行動に移すのは難しいですよね。 でも、普段から片付けをしておくだけで、災害の備えも出来ます。 本当に必要なものだけに絞ると、収納スペースにも余裕ができます。 空いたスペースがあると、気になった時にすぐ行動が出来るのです。 不用品をしまうのに収納スペースが取られてしまって「防災用品をしまう場所がない」「水のストックが必要なのはわかるけど置き場所がない」なども聞くことがあります。 片付けの基本の部分「要不要に分ける」ができているのとできていないのとで、命が助かるか助からないかが分かれる、と言っても過言ではありません。 片づいている部屋はケガをするリスクが減少します。家族がケガをしないためにも、片づけはとても大事です。 まずは「不要なものを家から出す」をやってみませんか?