こんにちは。元気に過ごしておられますか？　今年の冬は雪がよく降りますね。コロナ禍で、家で過ごすことが増えていると思います。時には家の周りや近くの公園などで、人混みを避け、雪遊びやお散歩など外で遊ぶことができていると良いなぁ。

こんにちは。元気に過ごしておられますか？　今年の冬は雪がよく降りますね。コロナ禍で、家で過ごすことが増えていると思います。時には家の周りや近くの公園などで、人混みを避け、雪遊びやお散歩など外で遊ぶことができていると良いなぁ。
2月から冬季オリンピック、パラリンピックが開催されています。選手の方々の素晴らしいパフォーマンスに感動しましたね。

今年に入ってからコロナ感染者がさらに増えています。感染された方にお見舞い申し上げます。コロナに関係する様々な場所でお仕事をされている方々に感謝します。みなさん、それぞれが感染予防をして、気をつけて過ごしましょう。「マスク・手洗い・うがい・消毒」ですね。

食べることは好きですか？　楽しいと感じる食事の時間はどんな時ですか？
子どもたちと一緒の食事の時間はどうですか？　食べることは、心も育てるといつも考えているので、そのことについてお話します。

食べることは五感を総動員！

赤ちゃんが泣く（要求を出す）→ママやパパが声をかける「どうしたのかな？」　おむつを替える・授乳をする・抱っこをする
赤ちゃんは安心する→ママやパパを信頼する
この繰り返しの中で、安心して要求を出せるようになる
→お腹が空いた！　おむつが気持ち悪い！　抱っこをしてほしい！　など

信用しているママやパパからもらう離乳食を安心して食べられるようになる
最初は少しずつ。生活リズムが整い、離乳食の時間が1日3回となる頃、食べる量が増え、食べる内容が充実してくる。→　赤ちゃんは大きな声で「あーあー」と話すようになり、活発に動けるようになってくる。個人差はあるが、はいはいができる子も増え、つかまり立ちをするようにもなる。「離乳食を食べよう」と声をかけると、嬉しそうな様子がみられるようになってくる。

・バランスの良い食事が用意されているが、一人で食べている
↓
・好きなものだけ食べる
・誰かと食べることが苦手になる
・食べ方の見本がないのでなかなか上手に食べられるようにならない

・一緒にいるが、親は食べていない
・食べさせてもらっている
・食べることは好きだが自分で食べようとしない
↓
・こぼすから...と食べさせていると自分で食べるのを嫌がる
・早くと急かしていると焦ってしまい噛まずに丸のみになりやすい
・じっと見つめられることがプレッシャーとなり食べることを嫌がる
・食べたい気持ちがわかなくなることも

・家族と同じ食事内容
・一緒に食べている
・おいしいね、上手だねなど会話がある
↓
・誰かと食べることを楽しいと感じる
・真似っこをして上手に食べられる
・ママやパパが美味しそうに食べているのを見て苦手なものも食べてみようと思ってがんばる
・お行儀を学ぶ
　┌ 良いこと
　└ 悪いこと

・みんなと一緒
↓
・園では食べるが、家では食べない事がある
・みんなと食べると楽しいと思うから食べる
・友達が食べているのを見て、自分も食べてみようと思ってがんばる

食事の場面は様々。どのパターンもあると思います。環境によって食べたい気持ちが無くなってしまうので、気をつけてくださいね。どうしても一人で食べてもらわないといけない時があっても、その環境がずっと続くことがないようにお願いします。

一緒に食べる誰かがいること。
一緒に食べる誰かと楽しい時間が共有できること。
きっと心が温かくなって、幸せな気持ちになります。食事の時間が赤ちゃんや子どもだけでなく、ママやパパにとっても楽しい時間になりますように。

コロナ禍で、色々な人と食事をする機会が減り、一緒に食べる場合も、アクリル板を立てていて距離があります。赤ちゃんや小さな子どもは、回りの人が食べている様子を見て、上手に食べられるようになっていくのですが、家族以外の人の食べる様子を見るチャンスがほとんどありません。誰かと食べるという事は、上手に食べられること以外にも、人の気持ちに共感することや、思いやる心が育つ場でもあるので、残念だなと思っています。今は、家族と食べる時間が赤ちゃんや子どもにとって一番の食育の場になります。毎日忙しいと思いますが、一緒に楽しく食べてくださいね。
食べることは、生きること。元気に過ごす源。そして楽しみにできる時間になるといいな。

次回は、「赤ちゃん、スプーンやフォークはいつから？」についてお話する予定です。

～食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね！」～

参考文献：
家族を育てる食卓　室田洋子　芽ばえ社
食からみえる心のサイン　石田一宏　芽ばえ社