いつもテーブルの上にものがいっぱい、なんだかあちこちごちゃついている、そんなふうに感じることはありませんか? 常に出しっぱなしになっているものや、片付けにくいと感じるものは、収納場所が生活スタイルに合っていない証拠です。 収納場所のミスマッチが起こると「片付けが面倒」となり、出しっぱなしのものが一つ増え、二つ増え、とどんどん散らかって行きます。 その原因として ①頻繁に使う物にも関わらず、しまうのが面倒な場所を収納場所に決めている。 ②使う場所と収納場所が違う部屋(遠い場所)になっている。 という事が考えられます。 あそこのスペースが空いているからそこにしまおう、普通はこの辺に収納するだろう、ではなく「どこで使うか」を考えて使う場所の近くに収納する、という順番で考えてみてください。物の定位置を見直し、家族みんなが収納しやすいようにしまう場所を決めると、とても片付けやすくなります。 頻繁に使う物だからといって出しっぱなしが便利、収納場所を決めない、というのも部屋が散らかってしまう原因になります。それぞれの物には収納場所を決めて、出しっぱなしの物をなくしましょう。見せる収納としてインテリア性の高いものでしたら棚に置くだけ、の収納もできますね。 また、「人が来る前だけ」「気が向いた時だけ」といったように、片付けを一時的なイベントとして捉えてはいませんか? 一気に片付けをしようとすると、時間がかかり大変な作業になってしまうため、片付けを苦手だと感じやすくなってしまいます。ぜひ一日の中のどこかのタイミングで「リセットの時間」を決めてください。 出かける前、夕食後、寝る前、など習慣にすることはお勧めです。 そしてもう一つはやはり「本当に必要なものだけに絞る」ことです。分母が多いと片付けるものの量も多くなります。 モノを減らす、収納場所のベストポジションを探す、この2つをやってみてくださいね。