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2021/02/20

子だくさんの整理収納術

リビングのおもちゃ収納

「リビングがいつもおもちゃだらけ」という状況に心当たりはないでしょうか。

子どもが小さいと仕方がありません。遊ぶのはママの目の届くリビングになることも当然です。
でも、ちょっと待って。家中のおもちゃがリビングに大集合して足の踏み場もない、という状態では問題です。お片付けサービスでも「リビングにおもちゃが多すぎる」というご依頼を受けることも多くあります。「岩城さんの家はどうされていらっしゃいますか?」とも。
我が家は子どもが五人いましたのでおもちゃも多くて、片付けられるようになる前はリビング全体がおもちゃ箱のような感じ。いつも何かを踏んで「いたっ!!」となっていました。
でも、リビングは本来家族がリラックスする場所です。それが子どものおもちゃ中心でいつもごちゃごちゃでは心が穏やかではいられません。

そこで私が提案するのは「おもちゃの仕分け」です。この仕分けは、種類ごとに分けるというよりは、使用頻度に合わせて「1軍」「2軍」「3軍」に分ける方法。子どもが気に入ってよく遊ぶ順番にランキングします。その一軍だけをリビングに「このかご一個だけ」とか「この箱一個だけ」「この棚だけ」など制限して、それ以上持ち込まないようにします。

あとはリビング以外の子ども部屋や、邪魔にならないところに収納をしておきます。子どもの成長は早いので、1か月とか2か月ごとに棚卸の感覚で「自宅おもちゃ屋さんごっこ」をして2軍と3軍のおもちゃを見せて、トレードします。コツは、必ず「トレード」です。「交換」を徹底すると量は増えません。そして、遊ばないのにただ「ある」だけのもの、が見えてきます。それらは手放す対象です。

これができるようになると新しくおもちゃを買うときも「じゃ、今家にあるどれと交換する?」とモノの量をキープすることができます。成長するとおもちゃだけではなく洋服なども同じ感覚で「これ買うならどれを卒業するか」と考えられるようになります。周りのものすべてこれができたら、最大量を超えることはありません。
高価なおもちゃ、質の良いおもちゃほど子どもが遊ばないので捨てにくい、という場合も出てきます。そんな場合は誰の持ち物とするか考えてみてください。子どもは遊ばないけれど「私の思い出として取っておきたい」なら「私」の持ち物です。「私」が「私の収納場所」で管理しましょう。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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